メルカリ、「ぐっとずっと。シェア」の実証実験へ。梱包も発送もロッカーに入れるだけ?!
株式会社メルカリ(本社:東京都港区/代表:山田進太郎、以下「メルカリ」)は、中国電力株式会社(以下、中国電力)と連携し、2019年7月12日よりイオンモール広島祇園において、マルチシェアリングロッカー(以下、「ロッカー」)を活用したシェアリングサービス「ぐっとずっと。シェア」の実証実験を開始する。
梱包・発送の手間を省くサービスが誕生
メルカリは、2013年7月のサービス開始以来、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」 をミッションに、個人で売買が可能なマーケットプレイスをフリマアプリ「メルカリ」を中心に提供しており、2019年7月現在月間利用者数は約1,300万人、累計出品数は11億品を超えている。
一方で、
「出品したいけれども、梱包するのが面倒でなかなか出品できない」
「時間がないので、売れた商品だけ持っていけば発送できるサービスがほしい」
など、梱包・発送に関する顧客の要望があることがわかってきた。
そこで今回、「メルカリ」で売れた商品をそのまま「ロッカー」へ預け入れるだけで、商品の梱包・発送を代行するサービスの実証実験を開始。
出品者の作業負担を軽減し、より出品のハードルを低くするサービスの提供に向けた試みとなる。
国内初!「ぐっとずっと。シェア」
今回実証実験をおこなう「ぐっとずっと。シェア」は、誰でも利用可能なマルチシェアリングロッカーを介して、顧客の所有する物品の回収・配送、受け渡し、機器レンタルなどをおこなうサービスで、サービス形態としては国内初となる。
出品する際の発送方法に「らくらく便」を指定した商品のみが対象となる。
実施開始は2019年7月12日(金)、イオンモール広島祇園にておこなわれる。
メルカリは、本実証実験の結果を踏まえ、顧客ニーズやサービス内容の検証を行おこない、更なるサービスの開発・拡充に取り組んでいく所存だ。
誰もが扱いやすいサービスであることが、サービス成長の秘密
メルカリが成長し続ける企業である背景には、誰もが扱いやすいサービスを目指す、常にユーザー目線でいることが大きいように感じられる。
ユーザーが梱包が面倒だと言えば、少しでも梱包作業を減らせるようなサービスを拡充し、出品時の入力が手間と聞けばバーコード読み取りを取り入れ、ユーザーが必要とするのであればフリマアプリ以外の事業にも範囲を広げる。
今後もフリマアプリ「メルカリ」だけにとどまらず、EC業界をさらにシンプルに豊かにしていくメルカリの快進撃に注目だ。