ECでの領収書発行がスムーズに 「助ネコ®通販管理システム」から『WEB領収書システム』機能をスピンオフ
株式会社アクアリーフ(本社:神奈川県平塚市 代表取締役 長谷川智史)が提供するネットショップ向け一元管理システム「助ネコ®通販管理システム」は、かねてより、要望の多かった領収書の発行のみに特化したシステム「助ネコ®WEB領収書」の提供を2019年8月28日より開始することを公表した。
ユーザーの要望に対応
同機能は、「助ネコ®受注管理Basic」以上のプランに標準搭載されて特に好評だった機能とのことだが、昨今EC市場の多様化によりインターネット上で商品を販売する様々な形態の事業者が増えてきた事から、『自社の出荷件数では、まだ本格的な「受注管理」機能まではいらないが、購入者から領収書の発行を求められた際の処理が手間になっている』という問合せを多く受けていたという。
そこで今回、「助ネコ®受注管理」からスピンオフした手軽なミニツールとして、領収書発行のみに特化した「助ネコ®WEB領収書」をリリースすることとなったのだ。
一口に領収書の発行と言っても、業種や運営によって考慮すべき点が異なり、それぞれの企業毎にルールが定められているのが実情だ。「助ネコ®WEB領収書」では、店舗側で独自に「領収書を発行する支払方法の制御」や「ダウンロード期間」「ダウンロード可能回数」「社判画像登録」だけでなく、利用者から要望に応え「禁止する宛名」等のきめ細かい設定を可能したとしている。
さらに領収書のデザインは、2種類の定型デザインから選択できるほか、スタイルシートで独自にカスタマイズすることも出来るので、店舗独自のデザインにすることも可能だ。
◆助ネコ®WEB領収書利用料金(税別)
[月額利用料金]
5,000円、初期費用:10,000円
※ネットショップ数や注文件数による変動はなく固定料金。
※同機能は「受注管理Basic」以上のプランには標準搭載。
◆対応モール・カートシステム
楽天市場/ Yahoo! ショッピング/ヤフオク! ストア/ Amazon /ポンパレモール/ au Wowma! /Qoo10/ ぐるなび食市場/風土jp / 47CLUB / MakeShop /カラーミーショップ/ FutureShop /ショップサーブ2 / EC-CUBE /マルチドメインカート/おちゃのこネット/小売パートナー/ shops2 カート/ MyDo ショップ/ MyDoショップ2 /サイトサーブ2 /まめまめねっと/ユニカート5 /えびすマート/ BASE/Cyber Commerce/ジョイカート/WISECART/注文手入力(実店舗やFAX注文等)/
利用手順とメリット
◆「助ネコ®WEB領収書」利用の流れ
[1]
ネットショップは、注文データを助ネコに取り込み、ワンクリックで購入者へメール送信。
[2]
購入者は、受信したメールに記載されたマイページにアクセスし、ワンクリックで領収書PDFをダウンロード(購入者自身で、領収書の宛名や但書の修正が可能)。
◆「助ネコ®WEB領収書」を導入する5つメリット
[領収書作成の手間を削減]
エクセルやワード、手書き等で個別に領収書を作成・印刷する手間が無くなる。
[郵送コストの削減]
ペーパーレス化で印刷資源のコストカットが可能。郵送料金もゼロになる。
[印紙不要]
事業者は5万円以上の領収書に収入印紙を貼ることが法律上の義務だが、電子文書は収入印紙が不要。同システムを利用することで印紙代の経費削減につながる。
[宛名や但書の変更時の手間が無くなる]
購入者は、マイページから領収書の宛名や但書の変更を自ら修正でき、自身のタイミングで領収書をダウンロードすることができる。これまでのようなネットショップと購入者間での個別のやりとりが不要になることは店舗側の工数削減になるだけでなく、購入者にとっても領収書取得が早期化されるメリットがあり、顧客満足度向上につながる。
セキュリティ面にも配慮
助ネコから送付されるマイページのログイン情報は、暗号化されたキーとなる為、第三者が閲覧することはできないという。
またアクアリーフは「情報セキュリティマネジメントシステム(ISO/IEC 27001)」、「クラウドセキュリティ認証(ISO/IEC27017)」を取得しており、情報セキュリティ格付ランク「AAAis(トリプルA)」を取得した国内の最高水準のデータセンターでデータを管理しており、セキュリティ面も安心なシステムだとしている。
EC事業を営む上でも、意外に高頻度で発生する領収書の発行だが、今回の新機能の切り出しで、それに関連する業務やコストを軽減することにつながり、EC事業者のビジネスを後押しすることになりそうだ。