サブスク決済機能を強化!『Paidy 翌月払い』と『EC Force』が連携開始

ECのミカタ編集部

Paidy は、株式会社 SUPER STUDIO が提供するEC基幹システム「EC Force」と連携を開始した。

「Paidy 翌月払い」とは

「Paidy 翌月払い」は、翌月おまとめ払いの EC 向け決済サービスとして、2014年10月にサービスの提供を開始した。決済はメールアドレスと携帯電話番号、SMS(ショートメッセージサービス)もしくは自動音声で案内する本人確認のための4桁の認証コードの入力だけで瞬時に行われ、事前の会員登録は不要、クレジットカードがなくても利用できる。

「Paidy 翌月払い」で決済した代金は、翌月まとめてコンビニエンスストアや銀行振込、口座振替で支払えるので、ユーザーはより「安心・簡単・便利」にオンラインショッピングを楽しめる。

クレジットカードを持っていない、あるいは利用に抵抗がある場合にも利用できるため、「Paidy 翌月払い」の導入企業においては、新規顧客の獲得やコンバージョン率の向上が期待できる。

またユーザーの購入時に決済が確定するため、前払いキャンセルによる機会損失や、代引きによるキャンセルリスクも発生せず返金処理も手軽だ。売上金の入金100%保証に加えて、導入企業が負担する費用は決済手数料のみとなっている。なおアカウント数は約240万口座を記録している(2019年9月時点)。

サブスク市場は2023年には8,623億円規模に

サブスク市場は2023年には8,623億円規模に

最近よく耳にする「サブスクリプション」という言葉。製品やサービスの購入ごとに料金を支払うのではなく、料金を支払うことで一定期間、継続してサービスを受けられるビジネスモデルを意味する。

昨今、音楽、動画配信などの課金システムとして採用されているのをよく見かけるが、消費者の志向がモノを所有することから利用することへ変わりつつあるいま、コンテンツビジネスのみならず「アパレル・化粧品・外食」など様々な局面でサブスクリプションが活用されている。

このサブスクリプションサービスは国内市場規模について5,627億円を記録しており、年間約5~15%で成長を続け、2023年には8,623億円に拡大すると予測されている。

◆【サブスクリプションのメリット】

[ユーザーのメリット]
・モノを持つ必要がなく、モノを置くスペースや管理する手間もかからない
・利用開始するためのコストが抑えられ、利用開始のハードルが下がる
・期間中は利用し放題のため、使えば使うほど 1 回あたりの金額がお得
・いつでも解約できる

[加盟店のメリット]
・新規の導入障壁を下げ、利用者増加に期待できる
・継続的な売上として試算できる
・利用者リストや実際に利用された統計データが取れ、今後の改善に利用できる
・デジタル、アナログ問わずさまざまな業界や業種で導入できる

サブスクでもPaidy

こうした市場の拡大を背景に、Paidyは今回、株式会社SUPER STUDIOが提供するEC基幹システム「EC Force」と連携した。同システムは多くの定期通販ビジネスを成功に導いた実績があり、継続率がビジネスの生命線と言われるサブスクリプションECにおいて、「Paidy 翌月払い」と「EC Force」の協業がもたらす相乗効果は非常に大きいとしている。

Paidy決済は、2014年のサービス開始以来、その独自性の高いサービスで、EC 決済マーケットにおいてユニークな立ち位置を築いてきた。ユーザーは事前の会員登録、クレジットカード不要で決済が行え、また支払いの際のPaidyからの請求は完全ペーパーレスだ。

こうした、他の後払い決済にはないユーザー目線に基づいたサービスが高い評価を受け、この約 5 年の間にユーザーアカウント数は240万以上にのぼる。加えて独自の与信モデルを持つPaidyは、従来の物販のみならずデジタルコンテンツなど幅広い商材への決済対応が可能だ。利便性に優れた「Paid 翌月払い」は、サブスクリプションECにおいて、ユーザーの継続使用を促す決済サービスとして大きな役割を担うことが期待される。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事