美容商品購入「価格」「口コミ」「効果実感」が決め手 Chocobra Research調査

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ECのミカタ編集部

20代~40代女性3,000人調査で見えた、美容市場の地殻変動

Chocobra Researchは2026年5月11日、美容商品の情報源、購入チャネル、商品選びで重視する点、韓国コスメ購入経験、購入時の影響源に関する調査の結果を発表した。

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調査概要

◆調査主体:Chocobra Research
◆調査実施:株式会社アイブリッジ(Freeasy)
◆調査方法:インターネット調査
◆調査対象:20~49歳女性
◆有効回答数:3000人(20代・30代・40代 各1,000人)
◆年代区分:20代前半500人、20代後半500人、30代前半500人、30代後半500人、40代前半500人、40代後半500人
◆調査内容:美容商品の主な情報源、購入チャネル、商品選びで重視する点、韓国コスメ購入経験、購入時の影響源
◆調査期間:20代調査(2026年3月17日~3月18日)/30代調査(2026年4月7日~4月8日)/40代調査(2026年4月22日~4月23日)
◆出典:美容商品の情報源、購入チャネル、商品選びで重視する点、韓国コスメ購入経験、購入時の影響源に関する調査(ザ・プレミエールファクトリー株式会社)

20代はSNS、40代は店頭・美容部員から情報を得る

美容商品の情報源は、年代によって大きく異なることが明らかとなった。

◆20代
▷InstagramやTikTokなど、SNSを起点に美容商品を知る流れが強く確認された。

◆30代
▷20代同様、SNSは引き続き使われているが、年齢が上がるにつれて口コミサイトや店頭情報の存在感が高まる。

◆40代
▷「店頭・美容部員」を情報源として参考にする割合が17.6%まで上昇し、InstagramやTikTokの合計と同じ水準となった。

40代では、店頭・美容部員を情報源として参考にする人が増加。一方、
購入時に「店頭の美容部員のアドバイス」を最も影響を受けるものとして選んだ人は4.0%に留まった。

この結果についてChocobra Researchは「(店頭の)役割は『すすめられて買う場所』から、『実物を見たり、比較したり、確認したりする場所』へ変わっている可能性があります」と分析している。

「価格」「口コミ」「効果実感」が購入の決め手

美容商品を選ぶときに重視されている内容について、全体で上位に挙がったのは、「価格」「口コミ・レビュー」「効果の実感・科学的根拠」となり、この3項目が全体の74.9%を占めた。

一方、「ブランドの信頼性・歴史」「SNSでの話題性・人気」「インフルエンサーの推薦」は、最上位の判断基準としては限定的となった。

美容商品は、“知っているブランドだから買う”から、“納得できる理由があるから買う”へ変わりつつあることがうかがえる。

主な購入場所として多かったのはドラッグストア、Amazon、楽天市場など、日常的に使われている購買チャネルとなった。

消費者はSNSで商品を知り、口コミやレビューを確認し、最終的にはドラッグストアやECモールなど、使い慣れた場所で購入していると考えられる。

「調べて納得して買う」市場へ変化

本調査結果について、Chocobra Researchは次のようにコメントしている。

「現在は、SNSで商品を知り、口コミやレビューで確認し、価格や効果に納得したうえで、ドラッグストアやECモールで購入する流れが広がっています。この変化は、単なるSNS利用の増加ではありません。商品を知る場所、比較する材料、購入を決める理由、実際に買う場所が、それぞれ分かれ始めているということです。売り場は残っている。しかし、選ばれる理由は変わっている。これが、20代~40代女性3000人調査から見えた美容市場の地殻変動です」

美容市場ではSNSで認知し、口コミやレビューで比較・検討したうえで購入する行動が定着しつつある。認知拡大と並行して、「納得させて選ばれる理由」を設計した訴求が求められるだろう。