Amazon、Meta、Microsoftほか2社「UCP Tech Council」参画を発表

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ECのミカタ編集部

Amazon、Meta、Microsoft、Salesforce、StripeがUniversal Commerce Protocol(UCP)Tech Councilに参画

Shopify Japan株式会社(以下、Shopify Japan)は2026年5月11日、Amazon、Meta、Microsoft、Salesforce、Stripeがエージェンティックコマース(AIエージェントと事業者の連携による新たなコマースの形)におけるオープン標準の技術的な方向性を担う「Universal Commerce Protocol Tech Council(以下、UCP Tech Council)(※1)」に参画したことを発表した。

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UCPの業界標準普及を加速

UCP Tech Councilは、エージェンティックコマース(AIエージェントと事業者の連携による新たなコマースの形)におけるオープン標準の技術的な方向性を担う組織である。

今回、参画が発表されたAmazon、Meta、Microsoft、Salesforce、Stripeは、Google、Shopify、Etsy、Target、Wayfairといった創設メンバーに加わる。各メンバーは、グローバル規模のコマースおよび決済領域に関する豊富な知見を有しており、「エージェンティックコマースのためのオープンなエコシステムを構築する」という共通の目標のもとに連携している。

同評議会は、提案内容のレビューやオープンソースプロトコルの運営を通じて、UCPの技術的な方向性を定める中核的な役割を担う。新規参画企業および創設メンバーの双方が、その技術的進化を推進するとともに、エージェンティックコマースにおける業界標準としての普及を加速させる方針を掲げた。

一貫したコマース体験を実現

Shopify プロダクト担当VP Vanessa Lee氏は、本件について「AIは新たなショッピング体験を生み出す大きな可能性を秘めていますが、それを実現するためには、小売事業者、企業、アプリケーション間での明確な標準の整備が不可欠です」とコメントしている。

AIエージェントが商品発見や購買の主要なインターフェースとなりつつある中、コマースの複雑性に対応できる共通かつオープンなプロトコルの重要性が高まっている。こうしたプロトコルが存在しない場合、各プラットフォームはそれぞれ異なる仕組みで動作し、相互運用性に課題が生じる。

UCPはこの課題に対応し、商品発見、カート構築、チェックアウト、購入後の対応に至るまで、あらゆるプラットフォームおよび決済プロセッサーにおいて一貫したコマース体験を実現させる、としている。

今回の参画により、エージェンティックコマースにおける単一のオープン標準として、UCPに対する業界の収束が一層進むことが想定される。今後の動向を注視したい。

※1:UCPとは、Googleが発表したAIエージェントによるショッピングを完全自動化するためのオープンソースの共通規格。