キャッシュレスデータで消費行動を掴む!「JCB消費NOW」リニューアル

ECのミカタ編集部

株式会社Finatextホールディングス(本社;東京都千代田区/代表:林良太)の子会社で、ビッグデータの解析・分析を行う株式会社ナウキャスト(代表:辻中仁士、以下「ナウキャスト」)、及び株式会社ジェーシービー(代表:浜川 一郎、以下「JCB」)は、2019年12月25日(水)、クレジットカード会員の決済情報や属性などのデータを活用した消費統計「JCB消費NOW」をリニューアルしサービスを拡充した。

リニューアルでより細かなデータ分析を可能に

リニューアルでより細かなデータ分析を可能に

ナウキャストとJCBは、2017年5月から、日本の消費活動の“今”を知ることができる「JCB消費NOW」を提供してきた。

キャッシュレスデータを統計化し、消費指数として公開することで、現在、国や地域行政機関をはじめ、企業のマーケティング部門、証券会社・投資銀行等の金融機関、経営コンサルティング会社、報道機関等、多岐にわたる顧客に活用されている。

今回は、「より多くの業種別指数を見たい」「消費変動の要因分析をしたい」といった要望に応え、より詳細に消費動向が把握できるようサービスを拡充した。

リニューアルした「JCB消費NOW」では、通信、交通、娯楽、コンテンツ配信、といったマクロな消費から、ホテル、居酒屋、遊園地、映画館、ゴルフ場のようなミクロな消費動向が把握できる指標や、各市場の拡大・縮小度合いを推定するデータなどが常時閲覧可能となる。

拡充された3つのサービス

拡充された3つのサービス

1)提供データを5種類から39種類に追加
これによって、より多くの業種について消費動向の分析を可能とする。

2)クレジットカード消費指数の追加
クレジットカード消費全体の消費動向を推計した消費指数の提供を開始。
決済手段の多様化・キャッシュレス化とともに高まる、決済手段毎の消費変遷が把握できるようになる。

3)寄与度指標の追加
消費全体の変動要因を業種別・消費者属性別に分析することが可能。

キャッシュレス化の浸透に伴い、データ分析のバリエーションも豊富に

キャッシュレス化が進み、多様化している今、消費者の行動分析も容易となる。

キャッシュレスの手段も幅広く存在する一方で、人々の行動にもより多くのバリエーションがあり、データ分析の幅も広げていくことが必要となる。

今回のような連携を通じて、よりバリエーションの豊富なデータの取得で消費者行動を分析していくことが、キャッシュレス化促進の鍵となるだろう。


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