新型コロナ感染拡大による売上減少に対応 TAGsAPIが実店舗向けにライブコマース・サービスを2ヶ月無償で提供へ
株式会社Moffly(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤次 一嘉)は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、小売事業者を対象にクラウド型ライブコマース・サービス「TAGsAPI」を通じたサポートプログラムを開始した。
売上の大幅な減少をしている事業者が対象
クラウド型ライブコマース・サービス「TAGsAPI」を提供するMoffly社は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、来店客数の減少などの理由で売上に大幅な支障をきたしている小売事業者を対象に、クラウド型ライブコマース・サービス「TAGsAPI」を通じたサポートプログラムを開始した。
「TAGsAPI」は、自社ECサイトにて、ライブ配信を通じて商品の接客・販売ができるクラウド型ライブコマース・サービスとなっている。実店舗での接客体験をオンラインで実現し、「いつでも」「どこでも」「だれでも」ショッピングが楽しめる仕組みを作ることをミッションに製品開発を行なっているとしている。
サポートプログラムの概要
同プログラム適用となった小売事業者は、クラウド型ライブコマース・サービス「TAGsAPI」の基本使用料が2ヶ月間無料かつ売上手数料のみでの利用が可能だ。
◆プログラムの適用条件・内容
2020年3月31日(火)AM11:59:59までにフォームからエントリーし、審査を通過した事業者の基本使用料を2020年5月31日(日)PM11:59:59まで無料となる(売上手数料のみで利用することが可能)。審査を通過した事業者のみに案内が送られる。
◆適用資格
・新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、来店客数の減少・事業の停止などの理由で、売上や収益に大幅な支障をきたした、もしくは現状支障が出ている小売事業者であること
・上記が客観的に証明できる情報(書類orURL)の提出(新型コロナウイルスの感染拡大前後での売上比、店頭イベントのキャンセル証明など、なんらかの損害が生じたことを証明できる情報を提供できること)
・ライブコマースの内容・実施計画の提出(どのような使い方を想定しているか、扱う商品や販売方法などについての情報を事前に提供できること)
・提出資料を同社にて審査し、「TAGsAPI」により上記損失を軽減できると判断された事業者であること
・「TAGsAPI」を過去に利用したことがないこと
国難にライブコマースで立ち向かう
「TAGsAPI」は販売員を軸に実店舗小売のデジタル化を促進するクラウド型ライブコマース・サービスとして開発・導入ハードルの高いライブコマースを自社ECサイトへ手軽に導入できる点がアドバンテージとなっている。今回、同社はそのサービスを期間限定で無償提供するという思い切った施策を開始する。
ECにおいても、顧客とのロイヤリティ構築やクチコミによる2次拡散・3次拡散が期待できる点で注目されるライブコマース。新型コロナウイルスによる感染拡大という未曽有の国難を前にECとライブコマースの力が試されているとも言えそうだ。