体験型ショップ【b8ta】が出品料を最大月22万円補助するサポートプログラムの受付を開始 コロナ感染が拡大する日本のスタートアップとD2Cブランドを支援

2020年夏にアジア初となる2店舗を有楽町と新宿マルイ本館にオープン予定のb8ta Japan(本社: 東京都千代田区、カントリーマネージャー: 北川卓司、以下「b8ta」)は、スタートアップ企業やD2C(Direct-to-Consumer)ブランドを支援する、「b8taスタートアップ・D2Cサポートプログラム」の提供を決定し、応募の受付を開始した。

出店費用を最大2カ月間補助

同プログラムは、日本のb8ta店舗への出品にかかる費用(通常・月額30万円前後[税抜])の一部を、1社あたり月額22万円を上限に最大2カ月間、b8taが補助するという取り組みとなっている。

感染症の世界的大爆発という不測の事態が各国経済に与える影響が懸念される昨今、可能な限り多くのスタートアップ企業や D2C ブランドへの支援を通じて、日本を元気にする役に立ちたいとの想いから提供を決定したとのことだ。

同プログラムには、ガジェットや家電製品だけでなく、ファッション、コスメ、飲料・食品(店頭では試飲・試食のみ)、アプリ、サブスクリプションサービスなど幅広い商品・サービスでの応募が可能としている。

「b8ta スタートアップ・D2C サポートプログラム」概要

「b8ta スタートアップ・D2C サポートプログラム」概要

スタートアップ企業やD2C (Direct-to-Consumer)ブランドによる、b8ta店舗への出品を支援し、ビジネスの成長につなげるための特別支援プログラムだ。プログラム提供先は、応募した企業の中から選考のうえ決定されるとのことだ。

感染症の世界的大爆発という不測の事態が各国経済に与える影響が懸念される中、可能な限り多くのスタートアップ企業やオンライン中心で事業を展開するD2Cブランドのリアル店舗出店をサポートし、当座の売上支援を行いたいという想いがこめられているという。

◆支援内容

応募した企業の中から選考の上、下記の支援プログラムを提供する。

・通常、月額30万円前後(税抜)のb8ta出品料に対して、1社あたり月額22万円を上限に最大2カ月分、b8taが補助する

・プログラムの提供先企業・ブランドを中心とした店内イベントを、b8taと共同で開催可能(開催予定日:2020年8月8日土曜日)

・出品店舗は有楽町または新宿のいずれかを予定するがどちらかを指定することはできない

※詳細条件等については同社サイトを要参照

◆募集期間

2020年4月1日~4月14日(23:59 まで)

◆応募条件

・オフラインで自社の商品やサービスのプロモーションがしたい、ユーザーに体験してもらう場所を作りたい、と考えているスタートアップ企業やD2Cブランドを運営している企業

※ガジェットや家電製品だけでなく、ファッション・コスメ・飲料と食品(店頭では試飲・試食のみ)・アプリ・サブスクリプションサービスなど幅広い商品・サービスでの応募が可能

・2020年4月30日時点で、日本国内での販売が可能な製品やサービス、もしくは体験できるプロトタイプがあること

出会いを創出して日本を元気に

出会いを創出して日本を元気に

カントリーマネージャーの北川卓司氏は次のように述べている。

「b8taのミッションは、『メーカー、消費者両者にとってリテールをより身近な存在にすること』です。小売業をはじめとした多くのサービス業が昨今の事態で大きな影響を受ける中、体験をメインにおくb8taもアメリカやドバイの店舗で打撃を受けています。自社を含め多くのスタートアップやD2Cが難しい局面にある中、1社でも多くのスタートアップやD2Cブランドをサポートすることで、新しいテクノロジーや、今まで触れたことの無い面白い商品やサービスとの出会いを創出し、少しでも日本を元気にすることが出来ればと願っています」

b8taは2015年に体験型の小売店を米国サンフランシスコ近郊のパロアルトでオープンさせた。Retail as aServiceのパイオニアとして約5年間新しいソリューションを先導。実店舗への出品をあたかもオンライン広告を掲載するのとかわらないほど手軽なものとし、消費者に世界中の最もイノベーティブな製品を発見、体験、購入できる場を提供してきた同社。今回は、新型コロナウイルスの感染拡大によって大きな衝撃の走る日本において、スタートアップやD2Cブランドをサポートするプログラムの展開を実施することとなり、該当する事業体にとっては大いに朗報となりそうだ。