【新型コロナ】タイでの「巣後もり消費」に動画でアピール ライブ動画配信支援サービス『GO LIVE』の提供開始
ICOMM AVENUグループ(アイコムアベニューグループ、拠点:バンコク・クアラルンプール、代表取締役社長:山森 淳)は、新型コロナウイルスによる「巣ごもり消費」に対応したライブ動画配信支援サービス「GO LIVE」の提供を開始した。
顧客のビジネス成長を支援
株式会社イー・エージェンシー(東京都千代田区、代表取締役:甲斐 真樹、以下イー・エージェンシー)のタイ・バンコクの現地日系グループ会社であるアイコム)は2020年4月13日、新型コロナウイルスによる「巣ごもり消費」に対応して顧客のビジネス成長を支援するべく、ライブ動画配信支援サービス「GO LIVE」の提供を開始した。
「GO LIVE」の強みは、アイコムが有するマーケティングの知見が投入されている点だという。アイコムはタイ・マレーシア市場で20年以上にわたり40以上の産業分野で100社近い日系企業や政府機関のマーケティング活動を支援してきたそうだ。ビジネスや商品、市場を深く理解した上で運用することで確実に成果をあげ、数多くの日系企業から支持を得ている。そこで培ってきたマーケティングの知見が「GO LIVE」の全工程に活かされているのだ。
GO LIVE概要
サービスの概要は次の通りだ。現状や要望の把握から、環境設定、準備作業、セットアップ、テスト配信、サポートまでフルパッケージで支援するという。基本的に撮影・配信の場所は屋内・屋外を問わずどこでも可能としている。
◆設計から開発
ライブ配信に必要な全てのシステムを整備。
◆経験と実績
デジカメ・スマホ・タブレット・PCといった全てのデバイスに途切れなく接続可能。
◆安心のサポートチーム
経験豊富なチームが幅広い悩みに対応。
タイでこそ有効なライブ動画配信
同社はまたFacebookやインスタグラム、YouTubeに接続するだけで、どこからでも臨場感あふれる商品・サービスの販売プレゼンテーションができ、顧客ターゲット層からの反応や興味関心が即座に把握できるという。
とくにタイのインターネットユーザーのFacebook、YouTubeの利用率は、日本がそれぞれ70%前後であるのに対して90%を超え、インターネット利用時間も日本の2.5倍近くに上るなど、日本以上に高い効果を見込むことができるとしている(出典・参考:We are social、2019年1月時点の調査データ)。
ピンチをチャンスに
同社はサービスの提供開始に際して次のように述べている。
「新型コロナウイルスによる『巣ごもり消費』においては、すでに多数報道されているようにインターネット動画視聴へのニーズが高まっており、リアルな経済活動が停滞するのに反して、ビジネス成長のチャンスが拡大しています。とくにタイやマレーシアでは政府主導のもと日本よりもはるかに厳しい外出禁止措置がとられており、日本よりもはるかに高い割合で在宅勤務、在宅生活を送っています。企業サイトや商品サイト、SNSへのアクセスは急増し、『巣ごもり消費』によるオンライン購入、オンラインデリバリーが急速に伸びる中、この需要に対応できるかどうかが企業存続の鍵になっています。
(中略)
タイやマレーシアでは、日本と同様に、この先も当面、規制と緩和を繰り返す社会生活が続くと考えられています。その一方で、オンラインコミュニケーション、オンライン購入など新たなスタイルは、コロナが収束した後も定着すると分析されています。『嵐が通り過ぎるのを待つ』のではなく、この新たな生活スタイルの変容に適応する営業体制の構築が必要になっているのです」
世界的に新型コロナによる感染拡大が広がっている。それは日本のみならず世界各地で「巣ごもり消費」が行われていることも同時に意味する。それはタイについても言え、アジアの中でも新興国として存在感を発揮し、購買力を有するネットフレンドリーな多くの消費者をかかえる同地であるからこそ、ライブ配信がECビジネス展開の面でも威力を発揮することになりそうだ。