半年で6,600万円相当の海外不正決済を防止!越境EC支援サービス「WorldShopping BIZチェックアウト」

ECのミカタ編集部

株式会社ジグザグ(本社:東京都渋谷区/代表:仲里一義、以下「ジグザグ」)は、「WorldShopping BIZチェックアウト」において、不正決済リスクをはらむ海外アクセスをWorldShoppingのショッピングカートに振り分けてEC事業者の不正決済被害を防止する「セキュア・ペイメント」機能を2018年から開始している。
直近半年の不正決済防止額を調べたところ、WorldShopping BIZを導入するサイトのうち約10%のECサイトに不正決済と思われるアクセスを検知し、400件以上・6600万円相当の海外不正決済を未然に防止していたことがわかった。

越境ECをサポートするWorldShopping BIZ チェックアウト

「WorldShopping BIZ チェックアウト」は、海外販売をはじめたいすべての事業者に対して、多言語対応・海外決済・海外配送までを一気通貫で提供する越境EC対応サービスだ。
JavaScriptタグ1行を挿入するだけで多言語対応が可能となり、様々な海外決済に対応、海外配送やカスタマーサポートもジグザグが代行することで、越境ECをはじめやすくする。

2018年より開始した「セキュア・ペイメント」機能の導入により、不正決済判定にかかるリソースは解放され、加えて低コストで不正決済を防止することができ、企業の海外販売の販路拡大に寄与する。

セキュア・ペイメントの導入でEC事業者の工数も不正決済リスクも低減

セキュア・ペイメントの導入でEC事業者の工数も不正決済リスクも低減

不正決済に対するリスク判定サービスは国内外に存在するが、リスク判定スコアリング情報の提供を主としており、最終的な決済の承認可否の判定はEC事業者側に委ねられていた。

しかし、EC事業者が注文の一件一件を改めてリスク判定をするには、膨大な時間・工数を必要とする。
リスク回避のために非承認とした取引が実は安全な決済だったなど、売り上げの機会損失もあった。

WorldShoppingの「セキュア・ペイメント」は、これらの手間をかけることなく不正決済リスクも売り上げの機会損失も回避することが可能だ。

拡張し続ける越境ECに合わせた対応を

拡張し続ける越境ECに合わせた対応を

経済産業省によると、越境ECの世界の市場規模は中国とアメリカを中心に2020年まで毎年、対前年20%以上で成長し、2018年の約73兆3,400億円から、2020年には約107兆8,000億円の市場になると予測されている。

日本語のECサイトにも数パーセントの海外からのアクセスが存在するものの、越境ECを行う上でWebサイトの多言語入力フォームへの対応・海外決済・不正決済対応・海外物流・運営ノウハウ不足により海外販売対応できないことが課題だった。

また、近年では海外アクセスから「私書箱」「転送サービス」「空き家」などを利用した直接注文によって、不正決済を試みる事態が多く発生している。

WorldShoppingの不正決済防止機能「セキュア・ペイメント」は、海外からの注文をWorldShopping専用カートで受付、その後不正カード利用の決済を判別し、排除することが可能だ。
直近半年で約400件、6,600万円相当の海外不正決済を未然に防いだというデータからも、その効果は今後も期待できるだろう。


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