時代は「データフィード」!売上アップにつなげよう!

ECのミカタ編集部

「自社サイトの商品を見に来ている人は多いのに思うように売上が伸びない」「これまで以上の売上アップをしたい」「メイン商品のアピールをもっとしたい」など、ECサイトの経営で悩んでいる人に注目されているのが「データフィード」です。この記事では、「データフィードとは何か」「メリット・デメリット」「提供されているサービス」について紹介します。

広告配信先と連携できる「データフィード」

「データフィード」は、ECサイトのマーケティングでは「自社の商品情報とほかのサービスを連携させる」ことを指します。商品情報とは、たとえば、「詳細情報や画像などのURL」「価格」「カテゴリー」「在庫の有無」などです。利用方法の1例として、自社商品の情報をさまざまなサイトの広告枠に表示させることがあります。このような広告は「データフィード広告」と呼ばれています。

その中でも有名なものは「レコメンド広告」でしょう。レコメンド広告はダイナミックリターゲティング広告と呼ばれることもあります。簡単に言いますと、自社サイトを訪れたユーザーが興味をもって見ていた商品や関連性が高い商品の広告を自動生成して表示するものです。ユーザーが興味をもっている商品と関係があるものを表示させるため、その分、売上につながる可能性が高まります。

また、商品リストを掲載するサイトと連携を行うケースもあります。商品リストの掲載サイトでは管理する商品データが膨大なので、各商品を掲載しているサイトのサーバー情報を利用しています。商品リスト掲載サイトでは気になるものを検索した際に関連するさまざまなサイトの商品が一覧で表示されるため、自社サイトを訪れたことがなかった人にも知ってもらうチャンスがあるのです。

データフィードのメリット・デメリットとは?

「データフィード」のメリットは主に以下の2つです。

広告配信の負担を減らせるので時間の余裕を作ることができる


データフィードを導入すると、必要なのは商品の情報だけなので広告配信の手間・時間を減らせるメリットがあります。一般的に、自社サイトで扱っている商品数が多いほど広告にかかる負担も大きくなります。しかし、データフィードはすでに用意されている商品情報から必要な広告を自動生成するため、広告配信でかかっていた負担は大幅に減らすことが可能です。

ユーザーが興味をもっている商品広告を配信できる


売上アップをするために有効な方法の1つは、「ユーザーそれぞれが興味をもっている商品の広告を配信すること」です。しかし、自社サイトを訪れるユーザーすべての趣味嗜好に合わせた広告作りや配信をするのは非常に手間・時間がかかります。データフィールドの導入は前述したように広告配信の時間・手間を減らせるだけではなく、ユーザーの満足度や売上のアップにもつなげられるのです。

デメリットは定期的メンテナンスが必要な点


データフィードは常に新しい商品情報を表示するために、定期的にメンテナンスを行う必要があります。自社で開発する場合、利用料金は不要ですが、配信先を増やす度に追加する手間がかかります。仕様変更があった際にも自社で対応しなければなりません。提供されているサービスを利用する場合は利用料金が必要ですが、商品情報自体の件数や価格・情報などの変更が多かったり、自社でメンテナンスをするのが難しかったりする場合は非常に有効です。
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提供されているデータフィードサービス4選

データフィードサービスと言ってもさまざまな企業から提供されていますが、厳選した4社のサービスについて紹介します。

最短5分で利用開始できる「ecbooster」

株式会社フィードフォースが提供している「ecbooster」は自社サイトの商品をGoogle検索のトップに表示可能で、アカウント・ユーザー請求情報・ショップ情報という3つの設定後、すぐに導入開始できます。日予算の設定は必要ですが、その後は自動で行われるので手間がかかりません。商品の広告表示回数・クリック数・購入数が一目でわかるのもメリットです。アカウントなどの設定後、広告が実際に開始されるまでは1週間ほど必要です。

2018年3月のサービス提供開始以来導入された数は数十社以上で、2019年12月(サービス開始から21カ月)時点で導入事例数は24社もあります。初期費用や月額費用は無料で、日予算は1000円から設定可能です。毎月の料金は実際にクリックされた回数分と「EC Booster」へ支払う手数料がかかります。

商品情報や画像を自動で最適化する「dfplus.io」

株式会社フィードフォースのサービス「dfplus.io」は、初心者も利用しやすい簡潔なインターフェースが特徴です。複数のフィードを一覧で簡単に閲覧可能で、主な広告媒体はもちろん、そのほかの媒体にもカスタマイズでデータフィードを作成できます。たとえば、必須項目を満たせていないケースでは、「拡張カラム機能」「変換ルール機能」で自動生成可能です。また、GoogleやFacebook・インスタグラムなどで頻繁に表示される商品情報や画像は自動で最適化を行います。さらに、アカウントを1つ作れば複数人で運用可能なので、改めてユーザーの追加をする必要もありません。

料金は「エントリー」「スタンダード」「プロフェッショナル」「エージェンシー」の4つが用意されており、いずれも無料トライアルがあるので安心です。3週間無料トライアルは何度でも利用でき、契約後も初月は無料となっています。プラン変更はいつでもできるので、状況によって変えるのも良いでしょう。求人サイトからファッションブランドショップ、食品系会社など幅広い企業に導入されており、その継続率は97.3%という高い満足度のツールです。

高機能で柔軟な対応可能な「DFO」

ニフティライフスタイル株式会社が提供している「DFO」は700社以上に導入され、継続率82%のデータフィードサービスです。「DFOプレミアム」「DFOマネージャー」の2種類があります。「DFOプレミアム」はエラー監視をシステムだけではなく、人の目でもしっかり確認しています。また、1日1回データ更新をしたり、多言語サイトのフィードを作成できたりします。データフィードに必要な作業をすべて任せることが可能なので、初心者にも心強いサービスです。

「DFOマネージャー」は情報の加工が簡単で、売上アップや効率を改善するノウハウを蓄積できます。また、必要な商品情報が揃わない場合にはクローリングオプションが便利です。料金は「DFOプレミアム」が初期費用13万円・1媒体あたり月額7万円、「DFOマネージャー」は初期費用0円、1媒体あたり月額1万円です。

50以上の媒体に対応可能な「BFP」

株式会社メタップスワンが提供する「BFP(Become Feed Platform)」は、2012年以来、200社以上に導入された豊富な実績を持つサービスです。50以上の媒体に対応可能で、料金は業界最安値を目指し、導入しやすいものになっています。データ生成向けのものは初期費用・月額それぞれ5万円から、クローリング向けは初期費用・月額それぞれ3万円からです。

また、自社で管理する「BFPセルフ」は初期費用0円、月額2万円で提供されています。複数の媒体に対応する場合や長期利用する場合はディスカウントプランもあるので、問い合わせてみましょう。さまざまな要望に柔軟・スピーディーに対応可能です。

ユーザーの趣味嗜好に合わせて有効な広告配信をしよう!

広告は配信回数を増やせば売上がアップするとは限らないため、効果的な方法を選択する必要があります。そこで、導入する企業が増加傾向となっているのが「データフィード」です。導入によって広告配信にかける時間や手間を減らし、ユーザーが興味を持っている商品の広告を配信できるため、売上アップにつなげることが期待できます。自社で管理できるタイプと運用を任せるタイプがあるので、自社に合ったものを選びましょう。

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