コードのコピペでECサイトにARを導入できる カラーミーショップアプリストアで『ARESSA』の提供開始

ECのミカタ編集部

ESSA株式会社(本社:東京都杉並区 )が開発した簡単にECショップで販売する商品をARにできる「ARESSA」がGMOペパボ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐藤 健太郎)が運営する月額制ネットショップ作成サービス『カラーミーショップ byGMOペパボ(以下、カラーミーショップ)』」と連携し、「カラーミーショップ アプリストア」で利用できる様になった。

管理画面から制作依頼がかけられる

カラーミーショップをご利用のショップオーナーは「ARESSA」を導入することで専用画面から商品写真をアップすれば、商品のQRコードが発行される。発行されたQRコードを商品ページに貼り付けるだけで、ARコマースを導入することが可能だ。

使い方は至って手軽で、コードをコピペするだけだ。ARの機能をネットショップに追加できる。管理画面で生成されるコードをコピーして、ショップページに貼り付けるだけでAR機能が追加でき、コードは1行も書く必要はない。3Dモデルがなくてもよく、専用の管理画面から制作依頼がかけられる。

サービスの概要

サービスの概要

[アプリ名]
ARESSA

[アプリ概要]
商品ページに専用のコードを貼り付けるだけで、商品の3Dモデルを「実寸大のAR」で出すことができる。ARで出したい商品を撮影した写真を送ることで、3Dモデルの制作依頼をすることができるので、ネットショップが3Dデータを作成する必要はない。

[初期費用]
なし

[月額費用]
2,980円(税込み)

※詳細条件等については公式サイトを要参照

AR導入のハードルを下げる

このように同サービスを利用することで、インテリア商品を実際に部屋に置くなど商品の3Dモデルを現実の世界と重ね合わせて確認でき、具体的に購入後のイメージがしやすくなる。そのことで、サイズが合わなかった、イメージが違ったといった理由での返品リスク回避も期待できる。先述したように商品を撮影した写真を送るだけで3Dモデルの制作依頼ができるので、難しい3Dの知識も必要ない。

ARは、ECにおける実際の利用イメージを消費者に実感してもらう上で、有用性の高い技術だ。一方で、これまでアイテムの立体データを作成することは、専門的な知識が必要となり、外注するにしても高額な料金が発生することも少なくなかった。今回、比較的低コストでスムーズな依頼が可能なサービスの提供がなされることで、中小EC事業者のAR導入のハードルを下げることにもなりそうだ。

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