ロジクラとROUTE06がそごう・西武のOMOストア開発を支援、店頭とECの在庫管理に「ロジクラ」を導入

ECのミカタ編集部

株式会社ロジクラ(本社:東京都新宿区、代表取締役:長浜佑樹)と株式会社ROUTE06(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:遠藤崇史)は、そごう・西武のOMOストア「CHOOSEBASE SHIBUYA」の開発を支援し、店頭とECの在庫管理に「ロジクラ」が採用されたと発表した。

店頭とECの購買体験を融合させたOMOストア

そごう・西武が運営する「CHOOSEBASE SHIBUYA」は、最先端のテクノロジーを活用して店頭とECの購買体験を融合させたOMOストア。

そごう・西武が百貨店として培ってきた編集力を生かしながら、DXによってデジタルネイティブ世代と新興ブランドの出会いを創出する。

すべての物流オペレーションを一括管理

「ロジクラ」は小売店舗、EC物流倉庫にも対応し、マルチチャネルでの物流をサポートするクラウド在庫管理ソフト。

入荷から在庫管理、受注オーダーの自動取り込みから出荷までのすべての物流オペレーションを一括管理することができる。

オフラインとオンラインを行き来するシームレスな購買体験

「CHOOSEBASE SHIBUYA」は「FUTURE OF RETAIL(未来の小売)」をミッションに掲げ、スタートアップをはじめとするテクノロジー企業との協業を積極的に推進しながら、次世代の買い物のあり方を追求してきた。

その取り組みの一つとして、基幹部分である店頭とECの在庫管理に「ロジクラ」を導入し、店頭とECの在庫が常に連動する完全在庫連動ストアとして、オフラインとオンラインを自由に行き来するシームレスな購買体験を実現した。

また、BOPISや店頭配送などの多様なロジスティクスにも対応し、顧客が受け取り方法を自由に選択できる環境を構築している。

ROUTE06は、今回のOMOストア開発において、そごう・西武と協業。RaaS業態の事業開発をはじめ、デジタルUI/UXの設計、システム開発などデジタル領域を全面的に支援する役割を担った。

店頭とECの物流システムの構築に関して、ロジクラとROUTE06の協業により、オフラインとオンラインの垣根のないシームレスな購買体験を実現している。

モノに込められた「想い」や「意味」を発信

9月1日にオンラインショップが、9月2日にリアル店舗がオープンした「CHOOSEBASE SHIBUYA」は、モノに込められた「想い」や「意味」を発信するストア。「ストーリー」を重視しており、テーマの移り変わりに伴って商品やブランドもアップデートされるという。

商品カテゴリーも幅広く、ひとつのテーマで食品・調味料、日用品、化粧品、服飾雑貨、電子機器など、さまざまなジャンルの商品が展開される。文字通り「百貨」を扱い、かつては小売の王様だった百貨店が新時代の成功事例を生み出すことができるか、今後に注目だ。

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