アパレルEC向けサイズレコメンドエンジン「unisize」が英語・韓国語・中国語の3言語に対応
株式会社メイキップ(東京都新宿区、代表取締役:柄本 真吾)は、同社が展開するサイズレコメンドエンジン「unisize(ユニサイズ)」において、新たに英語・韓国語・中国語(簡体字、繁体字)の3か国語に対応したと発表した。
ブラウザの言語設定に合わせて多言語表示
今回の多言語表示のリリースにより、PCや携帯端末に内蔵されたブラウザの言語設定に合わせて、unisizeの表示言語を英語や中国語といった多言語に切り替えて表示する。
海外在住日本人や日本在留の外国人がunisizeを利用する際に、翻訳機などを使わずとも自身に便利な言語で閲覧でき、ECサイトでおすすめのサイズを確認することができる。
同社は今後、unisizeを海外にも展開すべく、引き続き多言語対応の範囲を広げていくという。
1000万ID突破のサイズレコメンドエンジン
unisizeはECサイトで洋服や靴を買うときに、より身体に合ったサイズを推奨するレコメンドエンジン。
機械学習アルゴリズム(AI)を用い、手持ちのスマートフォン端末で撮影した正面と側面の全身写真から、腕の長さや肩幅などの体型を採寸することで、従来のような専門知識やメジャーを用いた採寸を行わずとも、自分に合うサイズを確認できる。
また、過去に買った洋服と比較できる購入履歴比較機能なども備えており、ユーザーの持つ情報に合わせてサイズを確認することができる。
累計利用数は1,000万IDを突破しており、業界内の同種サービスとの比較でも認知度・国内導入サイト数シェアで2年連続No.1を獲得している。
2021年6月にはバッグカテゴリーに適用
2016年の2月にサービスをリリースしたunisizeは、コロナ禍でアパレルECの利用が増えたことで需要が増加。2021年6月には洋服カテゴリーに加え、新たにバッグカテゴリーに適用するなどして進化を遂げてきた。
このようなサービスは、日本のEC事業者の「なるべく店頭での買い物と同じように、ECでもかゆいところに手が届くサービスを提供したい」という「おもてなしの心」の表れと言えるかもしれない。
日本発のレコメンドエンジンが海外でも活躍する日を心待ちにしたい。