楽天オークションがブランドオフと業務提携

中古品売買を行う

楽天オークション株式会社(以下、楽天オークション)は6日、株式会社ブランドオフ(以下、ブランドオフ)と業務提携契約を締結したことを発表した。

提携の概要

楽天オークションは楽天株式会社と株式会社NTTドコモとの共同出資による総合フリマ・オークションサイトで、「楽天あんしん決済サービス」による個人間や匿名で簡単で安心な取引が可能だ。

もちろんオークションでも金額に応じて楽天スーパーポイントが付与され、登録料・月額利用料・出品料が無料なことも特徴だ。

一方ブランドオフは、日本、香港、台湾で展開するアジア最大級のブランドリサイクルショップグループで、現在アジアで現在65店舗を出店する企業だ。

業態は多岐に亘り、店頭での買取・販売、WEB通販、質に加え、業者専門のオークション市場の主催や卸事業などを行う。グループでの売上高は創業以来、毎年10%以上の成長率を誇るが、その要因は買い取り業務における真贋判定技術は国内外でも高い信頼を獲得していることだろう。

今回の提携では両社が保有するノウハウを持ち寄り、相互の事業を発展させることを目的としており、楽天オークションではブランドオフにおける集客を増やし、楽天オークション出品事業者の仕入れを促進する。

ブランドオフでは古物商向けの中古品売買サイトの商品拡充を図ることにより、楽天オークションユーザーがより幅広い商品を取り引きできるようにする。

中古品の市場規模は今後も拡大すると見込まれ、日本最大級の中古品卸売業を展開する両者が業務提携することにより、さらなる事業展開の拡大を目指す。