ベネッセが店舗事業「エリアベネッセ」を展開、全国500か所に

顧客との新しい接点に

ベネッセホールディングスは10月28日、子会社であるベネッセコーポレーションが11月1日から青山と西葛西、2か所のオープンを皮切りに、地域での学びのコンサルティングを提供する「エリアベネッセ」を展開すると発表した。

同社は今後、2015年4月を目途に全国500か所に展開を進める計画だ。

エリアベネッセは、同社の教育や生活に関する知見を身につけたスタッフが店頭で顧客と接する機会を持つことで、顧客との新しい接点を持ち、同グループの商品・サービスに関心を持ってもらい、継続した利用につなげることを目的としている。

会えるベネッセ

主なサービスは、「教育セミナーとワークショップ」「ベネッセ教材・サービスの無料体験」「ベネッセ会員のサポート」の3点で、「会えるベネッセ」として場と人を通じたコンサルティングサービスの向上を図る。

地域や立地に合わせて5つの種類の店舗バリエーションを展開し、既存顧客のサポートだけでなく、商品・サービスへの相談や体験を提供し、教育セミナーやワークショップを定期的に開催する予定もある。

また、店頭には「学びプランナー」を配置し、児童や保護者の悩み、課題解決に向けてアドバイスを行い、赤ペン先生や進研ゼミOB・OGの大学生、教育の専門家、海外留学・進学担当者などをマッチングし、地域における人と人をつなぐ役割を果たす。