EC 特化ノーコードツール【TēPs】が“無料プラン”の事前登録開始
EC に特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」を開発・運営するテープス株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:田渕 健悟)は、TēPs を無料で使える「フリープラン」の事前登録の受付を開始した。
ECの自動化を支援
TēPs は、EC 運営の担当者が、プログラミングの知識や経験がなくても、日々のさまざまな業務を自動化するツールを自分でつくることができるサービスだ。EC モールやカート、受注管理システム、チャットツールやメーラー、Google スプレッドシートなど、EC 運営で毎日利用しているシステム・サービスを API を介して自由につなぎ合わせることで、それぞれのシステム・サービスの間に発生している細かな手作業を自動化できる。
今回、提供が公表された「フリープラン」の利用を希望する場合は、TēPs のWEBサイトの事前登録ページより申し込みが必要だ。申し込みにより開発の進捗に合わせて、順次アカウントが発行される。
フリープラン概要
フリープランでは、商品や顧客、在庫といったさまざまなデータの統合や集計、更新などについて、有料プランと同等の機能をもつワークフローを組むことが可能だという。
▶CSV ファイルの作成をより手軽に
出荷、在庫管理、発注など、用途に合わせて必要な項目だけを記載した CSV ファイルを生成。
▶商品情報の更新を楽に
販売している複数の商品の商品情報(商品名、価格、説明文 など)を、Google スプレッドシートに記入した情報をもとに一括で更新。
▶在庫の連動
モールの店舗の在庫数をもとに、自社 EC サイトの在庫を更新。
▶売上の向上
任意の条件に該当する注文の購入者に一括でメール送信(入金催促、販促など)フリープランでは、ワークフローを任意の時刻に自動で実行させることはできないが、管理画面から手動で実行することで、各種データの更新やメール送信などの処理が行える。TēPs でなにができるのか、実際に管理画面を触りながら試せるプランだ。
▶有料プランとの違い
スタッフによる導入サポート、また問い合わせの窓口はない。またワークフローは、管理画面からの手動での実行のみ可能だ。なお定期実行(任意の時刻に自動で実行)には対応していない。
TēPsがさらに利用しやすく
API を介して EC モール、受注管理システム、Google スプレッドシートやチャットツールなど、日々の業務で利用するさまざまなサービスや機能を自由に組み合わせ、プログラミングの知識や経験がなくても、自社独自の業務を自動化するツールをつくることができるTēPs。無料プランの導入によって、より多くの事業者が同プラットフォームを利用しやすくなり、それを通して利用者のすそ野を広げ、サービスとしての価値を高めることになりそうだ。