EC 特化ノーコードツール【TēPs】にフリープランが登場
テープス株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:田渕 健悟)は、TēPs を無料で使える「フリープラン」を正式にリリースした。
より多くのEC担当が体験できるように
EC に特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」を開発・運営するテープスは、2022 年 10 月 14 日より、TēPs を無料で使える「フリープラン」を正式にリリースした。
これまでフリープランの提供は、一部のユーザーのみに限定されていたが、今回のリリースにより、誰でも TēPs の WEB サイトからすぐにアカウントを作成できるようになった。
同社は、当該フリープランについて、試行錯誤をしながら自分の手で業務フローをつくる体験を、より気軽に、より多くのECの運営担当者に経験してもらうことを目的としているとしている。
◆有料プランとの違い
▷スタッフによる導入サポートおよび問い合わせの窓口がない。
▷ワークフローは、管理画面からの手動での実行のみ可能。定期実行(任意の時刻に自動で実行)はできない。
フリープランでできること(一例)
◆CSV ファイルを FTP サーバーにアップロード
商品登録、在庫更新、注文情報の取り込みなど、用途に合わせて必要な項目を記載した CSV ファイルを生成し、FTPサーバーにアップロード。
◆商品情報の更新を楽に
販売している複数の商品の商品情報(商品名、価格、説明文 など)を、Google スプレッドシートに記入した情報をもとに一括で更新。
◆在庫の連動
モールの店舗の在庫数をもとに、自社 EC サイトの在庫を更新。
◆売上の向上に
任意の条件に該当する注文の購入者に一括でメール送信(入金催促、販促など)
フリープランでは、ワークフローを任意の時刻に自動で実行させることはできないが、管理画面から手動で実行することで、各種データの更新やメール送信などの処理が行える。TēPsでなにができるのか、実際に管理画面を触りながら試せるプランだ。
有料プランと同等のワークフローを組める
TēPs は、EC の運営担当者が、プログラミングの知識や経験がなくても、日々のさまざまな業務を自動化するツールを自分でつくることができるサービスだ。
EC モールやカート、受注管理システム、チャットツールやメーラー、Google スプレッドシートなど、EC 運営で毎日利用しているシステム・サービスを API を介して自由につなぎ合わせることで、それぞれのシステム・サービスの間に発生している細かな手作業を自動化できる。
同社は今回、提供が開始されたフリープランでも、商品や顧客、在庫といったさまざまなデータの統合や集計、更新などについて、有料プランと同等の機能をもつワークフローを組むことが可能だとしており、より多くのEC担当者に訴求することになりそうだ。