ウィルミナがオンライン診療・医療品処方プラットフォーム「HERDAYS」を開始

ECのミカタ編集部

ウィルミナの新サービスオンライン診療・医療品処方プラットフォーム「HERDAYS」を開始

Beauty & Wellness Companyの株式会社ウィルミナ(以下:ウィルミナ)は、オンライン診療・医療品処方プラットフォーム「HERDAYS(ハーデイズ)」を開始した。

「HERDAYS」概要

公式ページは、「パーソナル・日々の記録(日記)」をキーワードに一人ひとりへの寄り添いを表現、利用障壁の軽減を目的にLINE中心での診察を行い、顧客のUIやUXの最大化を目指している。

HERDAYS公式HP:https://herdays.jp/

サービスの第一弾として、2022年10月26日よりピルの処方サービスを開始した。

◆利用料金

▷月々3,080円(税込)から選べる4つのプランを用意

◆取り扱い薬種

▷マーベロン
▷トリキュラー
▷アンジュ

※今後も取り扱い種類は増加予定
※薬は28日周期(約1ヶ月)用であり、1シート28錠入りで約1ヶ月分。
※全て保険適用外・自由診療価格。
※医師の判断により診療方法、薬の処方日数に変動あり。
※各プランは、配送前に配送分のお薬代と送料を支払い、初回は薬代とは別途診察料が発生。

就労女性の月経関連症状の実態および自己対応

◆月経関連症状の出現率(複数回答)

◆就労女性の月経関連症状の自己対応

※出典「公益社団法人日本産婦人科学会 生殖・内分泌委員会報告書(2017年6月)」

一人ひとりの価値観に寄り添うサービスを提供

今回の新サービス展開にあたり、ウィルミナは以下のように述べている。

「『HERDAYS』は、単なる“女性らしさ”ではなく、一人ひとり違う“あなた自身”に寄り添い、日々の選択肢を届けるオンライン診療・医薬品処方プラットフォームとして、お客様と医師を繋ぎ、オンラインでの医師診療環境・決済代行・配送までをワンストップで実現いたします。『HERDAYS』の開発にあたっては、パートナーにarca社の辻愛沙子氏を迎え、社員数約7割を占める女性社員とともに、女性のQuality of Life向上や社会的損失軽減のための課題解決に取り組んでまいりました。単にオンライン診療で薬を処方(=医療領域のDX)するサービスだけではなく、SRHR(※1)コミットメントの高いサービスを目指し、女性同士の共感や連帯を意味する“シスターフッド(sisterhood)”の精神を掲げて、こうした悩みの相談しにくさを解消するために女性医師のみによる診療を実現するなど、一人ひとり違う価値観やありたい姿に寄り添うサービスを提供いたします」

※1:SRHR( Sexual and Reproductive Health and Rights):性と生殖に関する健康と権利

日本国内におけるピル使用率は2.9%に留まっており、この数値はフランス33.1%、英国26.1%、米国13.7%など欧米先進国と比較した時非常に低くなっている(※2)。ピル処方サービスの市場規模は今後2,000億円にものぼると考えられており、「HERDAYS」の普及は多くの女性の悩みを解決することに繋がることが期待されるだろう。

※2:出典「Contraceptive Use by Method 2019」

ECのミカタ通信23号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事