ピアラがユナイテッドスクエアと提携、ECとテレビCMで効果を最大化

ECのミカタ編集部

株式会社ピアラ (本社:東京都渋谷区、代表:飛鳥貴雄、以下「ピアラ」または「同社」)は、株式会社ユナイテッドスクエア(本社:東京都渋谷区、代表:渡邉浩一郎、以下「ユナイテッドスクエア」)と業務提携することを公表した。

TVとWEBを連動させる

ヘルスケア&ビューティ、食品領域を中心に、様々な業界の企業に対しブランディングからLTV向上までのALLデータを一元管理し、通販DXサービス(マーケティングDX)を展開するピアラは、クリエイティブエージェンシーとのネットワークの強化・拡大を目的として、テレビCMやグラフィック、番組の制作を得意とするユナイテッドスクエアと業務提携することを公表した。

同社では「通販DXサービス」の一環として、ECサイトでの獲得効果を最大化することを目的とした運用型テレビCMサービス「CM-UP」を提供している。出稿プランからメディアバイイング、CM制作、効果の分析から最適化までを一気通貫でサポート。

定量的な効果測定、ROI(投資利益率)の分析が難しいとされていたテレビCMだが、「CM-UP」は、同社の独自MAツール「RESULT MASTER」と連携することで、TVCMを放映した際のCMリーチ数、位置情報、時間、検索数、クリエイティブ別でのWEBへのアクセス増加・効果を可視化する。その中で見えてきたユーザーインサイトやデータを活用し、クリエイティブPDCAの最適化を図ることで、データに基づいた確実性の高いクリエイティブ制作が可能となるとしている。

シナジー効果を高める

シナジー効果を高める

同社は、ヘルスケア&ビューティ、食品領域を中心に、800社以上の企業におけるマーケティング支援を行ってきた。現在は、これらで培ったノウハウや豊富な知見、データを元に、オフライン・オンライン問わず全てのマーケティングデータを一元管理し、認知拡大から理解促進などのトップファネル、ミドルファネルのマーケティングから見直しを図ることで、獲得効果の最大化を狙う「通販DXサービス」を展開している。部分最適化だけではなく、全体最適化を見据えられる強みだとしている。

その上で同社は、質の高い制作力を持つクリエイティブエージェンシーとのネットワーク拡大に努めていくとのことだ。そして、TVとWEBが完全連動することで、シナジー効果を高め、とブランドの認知や売上の向上をサポート。今後はユナイテッドスクエアのノウハウと、CM-UPのシステムを強化した共同サービスの開発も視野に入れているとしている。

質の高いクリエイティブを提供

公表に際して同社では次のように述べている。

「この度、業務提携を行うユナイテッドスクエアは、特にテレビCM制作を得意とする企業で、これまでDUO、CANADEL、バルクオムといった様々な化粧品ブランドのCM制作を担当した実績があります。実際に、CM総合研究所が行う『CM好感度ランキング(化粧品部門)』では度々1位を獲得するなど、質の良い、且つ、消費者の共感力の高いクリエイティブで、ブランドの成長に大きく貢献しています。当社は、高いクリエイティブ力による消費者コミュニケーションを強みとするユナイテッドスクエアと業務提携をすることで、これまで以上にブランドや商品機能を的確に表現した、質の高いクリエイティブのCMの展開を目指していくとともに、クリエイターネットワークを構築・拡大していく考えです」

このようにピアラは、クリエイティブエージェンシーとのネットワーク強化・拡大のための第一弾として、ユナイテッドスクエアと業務提携することを公表した。それを通して「クリエイティブ×データサイエンス」を実現し、獲得効果の最大化を目指すとしており、メディアを横断したマーケティングとプロモーション支援がさらに加速することになりそうだ。

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