全国の空港から最速24時間で新鮮な食材が届く『きょう着く空便』がスタート

ECのミカタ編集部

株式会社食文化(本社:東京都中央区築地、代表:萩原章史、以下「食文化」または「同社」)は、同社が運営する豊洲市場ドットコムにおいて「きょう着く空便(ソラビン)」を開始した。

全国の空港から最速24時間で食材を届ける

グルメ・生鮮食品のECサイトを展開する食文化社は、同社が運営する豊洲市場ドットコムにおいて2023年8月に「きょう着く空便(ソラビン)」を開始した。豊洲市場ドットコムの既存のサービスである「豊洲きょう着く便」では、東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・山梨を対象エリアとして、「豊洲」市場に「きょう」入荷した新鮮な食材がその日のうちに届けられる。

都内23区は17時までに配達、それ以外の対象エリアは当日18時以降に配達される。世界中から豊洲市場へ集まる新鮮な魚介類や野菜・フルーツをプロだけでなく、料理好きな一般の消費者にも直接届けるのが、豊洲市場ドットコムの「豊洲きょう着く便」だ。「豊洲きょう着く便」から派生した今回の新しいサービスでは、全国の空港から最速24時間で、採れたて作りたての食材を届けるという。

食材との出会いと感動をもっと多くの人に

食材との出会いと感動をもっと多くの人に

先述のように「きょう着く空便」は、全国の空港から最速24時間で採れたて作りたての食材が届けられるサービスとなっている。バイヤーが全国各地で取材を通して感じた産地のとれたて作りたての食材の美味しさや感動をもっと多くの方に知ってもらいたいとの想いから企画されたとのことだ。

旅客機の貨物スペースを活用した航空のスピード輸送により、全国の生産者のこだわりの食材を最高鮮度のまま取り寄せできる。全国には自慢の一品を首都圏の消費者にも新鮮な状態で届けたいという熱い想いを持った生産者がおり、彼らが空輸のスピード輸送を活用している。

例えば早朝に水揚げした魚介類を最寄りの飛行場に納品すると、旅客機の貨物スペースに乗り午前中に羽田空港に到着。その後、豊洲市場まで納品され、同社が出荷作業を行うという流れだ。通常、宅配便で届けるには1日・2日掛かるが、関東(山梨県を含めた1都7県)に在住の購入者は「当日配送サービス」も利用できるとのことだ。当日配送を利用することで、最速で飛行場に納品してから24時間以内に手元に届けることが可能だとしており、ECを通した食材との新たな出会いが広がることになりそうだ。


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