Amazon、国内2拠点目の災害支援物資拠点「Disaster Relief Hub」を開設

ECのミカタ編集部

Amazon(所在地:東京都目黒区)は2023年9月28日、Disaster Relief Hubを神奈川県相模原市のAmazonフルフィルメントセンター内に開設したことを発表した。

国内2拠点目の災害支援物資の保管拠点

AmazonのDisaster Relief Hubは、災害支援物資を保管し、自然災害により被災した人々へ迅速かつ効率的に支援物資を届けるための拠点。2023年5月に開設された兵庫県尼崎市のフルフィルメントセンターに続いて国内2拠点目となり、東日本エリアでは初の開設となる。

アマゾンジャパン合同会社 ジャパンオペレーション代表 島谷恒平氏は「相模原市のフルフィルメントセンターに設置されたDisaster Relief Hubは、東日本初のDisaster Relief Hubであり、日本全国の災害対応を支援いたします」とコメントしている。

約1万5000点の生活必需品を保管

Amazonの配送・物流のオペレーションと連携したDisaster Relief Hubは、モバイルバッテリーやドライシャンプーなど、約50種類、合計約1万5000点の生活必需品を保管している。大規模自然災害が発生した場合、災害支援を専門とするパートナー団体からの情報をもとに支援の必要性を判断し、72時間以内に被災地へ支援物資を届ける計画だ。

これまでも、Amazonでは、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、2018年の平成30年7月豪雨など、大規模な自然災害発生時に、自治体やNPOなどが「ほしい物リスト」を活用して、避難所などで支援物資を受け取れるようサポートしてきたという。災害支援物資保管拠点は、今後も社会的ニーズに応じたエリア拡大が見込まれているようだ。


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