イケア、オムニチャネル化の一環で和歌山県初の商品受取りセンターを開設　4月には熊本でポップアップストアも

家具販売の世界最大手、スウェーデンのイケアの日本法人イケア・ジャパン株式会社（本社：千葉県船橋市、代表取締役社長兼Chief Sustainability Officer：ペトラ・ファーレ）が、オムニチャネル化の一環として、2024年2月15日に和歌山県和歌山市に商品受取りセンターを開設する。また4月25日から6月9日まで、「IKEAポップアップストア in 熊本」を期間限定で熊本県熊本市にオープンする。

タッチポイント増加と連携はオムニチャネル化加速の意図

イケアがオムニチャネル化の一環として、和歌山県での商品受け取りセンターを開設する。

イケアはこれまでに日本でイケアストア（大型店舗）10店舗、シティショップ（都心型店舗）3店舗、カスタマーサポートセンターの展開に加え、ECサイト（IKEAオンラインストア／2017年4月開業）の開業およびIKEAアプリの配信（2020年4月開始）、国内各地で商品受取りセンターの拡大、IKEAポップアップストアの開催など、顧客とのタッチポイントを増やしてきた。各タッチポイントをつないだ総合的アプローチは、オムニチャネル化加速の意図がある。

39拠点目の商品受取りセンターを和歌山に開設

こうした中、イケアは、和歌山県で初となる商品受取りセンターを2024年2月15日に和歌山県和歌山市に開設。和歌山県やその周辺地域在住者は、IKEAオンラインストアやイケア店舗で購入した大型家具を、通常配送より手ごろな価格で受け取れるようになる。

商品受け取りセンターの開設は、ラストワンマイル配送の負荷を軽減し環境への配慮に貢献できるなど、物流の2024年問題に対応するものでもあり、商品受取りセンターは和歌山県が39拠点目となる。

昨年に続き「アミュプラザくまもと」でIKEAポップアップストア

昨年3月にもIKEAポップアップストアを「アミュプラザくまもと」に出店し、多くの顧客でにぎわったが、その際の要望などを受け、2024年4月25日から6月9日（日）まで、新たに期間限定のIKEAポップアップストアをオープンすることとなったという。

「アミュプラザくまもと」はJR熊本駅直結の複合商業施設で、アクセスも良く、熊本県や周辺地域で生活する消費者にとってはまたとないタッチポイントとなる。イケアが展開する約9,500商品のなかから、リピート購入の多いアイテムや、価格改定によりさらに入手しやすくなった人気商品、イケアコワーカー（従業員）おすすめの収納雑貨など約180点を販売するという。

なお、IKEAポップアップストアで販売していない商品でも、IKEAオンラインストアで注文すればIKEAポップアップストア in 熊本で受け取ることも可能だ（※）。

※小物配送サイズのみ。大型商品は商品受取センター熊本（熊本県熊本市東区小山3丁目8-94 シーエスワン）で受取可能（ただしポップアップストア開催期間中のみ）


【商品受取りセンター和歌山 概要】
名称：商品受取りセンター和歌山
住所：〒640-8404 和歌山県和歌山市湊1115-8
サービス申し込み受付開始予定日：2024年2月15日（木）
サービス申し込み場所：IKEAオンラインストアまたは全国のイケア店舗
商品受取り可能時間：9:00～17:00（月曜日～土曜日）
※年末年始などを除く
サービス料金：総商品重量上限300kgまで一律3,900円
商品出荷店舗：IKEA鶴浜
※センター受取りサービスはIKEAオンラインストアまたはイケア店舗から申込み可能だが、商品の出荷はすべて商品受取りセンターの近隣店舗から行う。近隣店舗に在庫がない商品についてはサービス利用不可。申し込みから商品受取りセンターでの商品受取まで数日を要する。