イーシーキューブ、大規模EC向けサービスの第1弾を発表

ECのミカタ編集部

株式会社イーシーキューブ、高セキュリティ・高可用性・高アクセスに対応可能な大規模EC向け運用環境「EC-CUBE Enterprise Infrastructure」を提供開始

株式会社イルグルム(以下:イルグルム)の連結子会社である、株式会社イーシーキューブ(以下:イーシーキューブ)は2024年7月1日より、「EC-CUBE Enterprise Infrastructure」の提供開始を公表した。

「EC-CUBE」を最適な環境で安心安全に運用

今回、イーシーキューブは「EC-CUBE Enterprise」サービスの第一弾として、大規模ECとして特に需要が高かった高セキュリティ・高可用性・高アクセスに対応した運用環境「EC-CUBE Enterprise Infrastructure」をリリース。

これによって、無限のカスタマイズ性を持つEC構築オープンソース「EC-CUBE」を最適な環境で安心安全に運用することが可能となる。

※画像元:「EC-CUBE Enterprise Infrastructure」を提供開始(株式会社イーシーキューブ)

「モール対応」「多言語対応」などの開発も予定

イーシーキューブは昨今のDX需要の高まりから、相談窓口に大規模で複雑なEC構築相談が増加していると語る。

この要望に応えるために、EC構築オープンソースEC-CUBEの開発元企業としての強みと、EC構築・運営支援を行っていた旧株式会社EC-CUBE Innovationsとの会社統合による強みも活かし、大規模EC向けに構築からシステム運用まで一気通貫でサポートする垂直統合モデルサービス「EC-CUBE Enterprise」の開発に注力。「EC-CUBE Enterprise」サービスの第一弾として、今回「EC-CUBE Enterprise Infrastructure」に至ったとしている。

今後は「EC-CUBE Enterprise Infrastructure」を土台として、大規模ECで需要が高い機能である「モール対応」や「多言語対応」パッケージの開発・提供を予定。その他、「B2B対応」や「越境EC対応」といった需要が高い機能も要望を踏まえ企画を進めていく見込みであるとした。

EC事業者の運営環境を大きく変えることが期待される。「EC-CUBE Enterprise」の提供サービスの動向に注目だ。


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