イーシーキューブ、Amazon Payの新バージョン「CV2」への移行支援を開始

ECのミカタ編集部

株式会社イーシーキューブが購買体験の改善や購入率向上が期待できる Amazon Pay の新バージョン「CV2」への移行支援を開始

株式会社イルグルム(以下:イルグルム)連結子会社の、株式会社イーシーキューブ(以下:イーシーキューブ)は2024年9月17日、Amazonが提供するID決済サービス「Amazon Pay」のCV2(新バージョン)への移行支援を2024年8月26日に開始したことを発表した。

CV2対応プラグインへの移行を支援

Amazon Payは、旧バージョンであるCV1が将来的に利用できなくなる予定であることに加えて、新バージョンであるCV2に移行することで、ECサイトでの購買体験の改善や購買率の向上が期待できることから早期移行が推奨されている。

しかし、CV2ではボタンの表示方法・APIの全てが刷新されるため、カスタマイズ利用しているEC-CUBE店舗において最新プラグインの導入によるCV2への移行には、技術的課題とコストがかかることが想定されていた。

こうした課題解決のため今回、現在EC-CUBE用CV1対応プラグインを利用する店舗へ向け、手間やコストをかけることなく、安心してCV2対応プラグインに移行するための支援を実施するに至った(※1)。

※1:CV2移行支援のお申込みは先着10社限定。

利便性の高い購買体験を実現

「Amazon Pay」のCV2には以下のようなメリットがある。

◆カゴ落ち防止
▷1つに統合された住所、支払い情報、同意確認画面、およびプライバシー保護やセキュリティがさらに強化されたブラウザやデバイスとの互換性により、スムーズな購買体験を提供。

◆エラーハンドリング
▷与信エラー時のハンドリングをAmazon側で実施するよう改善し、統一されたフローにより顧客にとってより利便性の高い購買体験を実現。

◆完成度の高いデザイン
ウィジェットの埋め込みが不要になり、Amazon Payのボタンがレスポンシブに対応したため、事業者のECサイトのデザイン性を損なわない実装。

※画像元:購買体験の改善や購入率向上が期待できる Amazon Payの新バージョン「CV2」への移行支援を開始(株式会社イルグルム)

Amazon Pay導入促進の取り組み

本取り組みは2024年1月~3月に実施した月額利用料無料キャンペーンに続く、Amazon Pay導入促進の取り組みとなる。

Amazon PayをECサイトに導入することで、顧客はAmazonアカウントに登録された配送先情報や支払い情報を利用し決済できる。面倒な情報入力を行うことなく、また、Amazonが提供する世界水準のセキュリティにより簡単・安全に商品を購入することが可能だ。

イルグルムは引き続き、Amazon Payと協業しながら、更なるEC-CUBE用Amazon Payプラグインの機能強化やセキュリティの強化、利用者への情報提供等、様々な取り組みを進めるとしている。CV2への移行支援を含め、今後の動向に注目、期待したい。


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