アプリケーションへの取り組みが企業を成長させる。CA Technologiesが調査

ECのミカタ編集部

「アプリケーション・エコノミー」に関する調査結果

2015年1月15日、CA Technologiesは、同社が後援しVanson Bourne社が13ヶ国で実施した調査「How to Survive and Thrive in the Application Economy(仮訳:アプリケーション・エコノミーの時代に生き残り、成功を収めるには)」の結果を発表した。

この調査は1,425名の要職者に対してアプリケーションの課題にどのように対応しているか、ビジネス上どのような成果が得られているか、競争力を保つにはどうすべきかなどを調査したもの。日本からも100名が回答している。

それによると、新しい開発能力や革新的な取り組みに対して、積極的に投資をしている「先進的」企業は、比較的そうではない「後進的」企業に比べ、2倍以上の売上成長をとげていることが分かった。また同時に、68%以上の増益を達成していることも明らかになった。

世界と日本の比較

モバイルを介したインターネットへの接続が増える中、あらゆる市場・業界のビジネス・ルールがアプリケーションによって再構築されつつある。

この調査によれば、アプリケーション・エコノミーの台頭によって多少なりとも影響を受けていると回答した日本企業は96%に上る。ただ、過去1年間に開発したアプリケーションの数の平均は顧客向けが3.1、社内向けが4.34と、それぞれ世界平均より少なかった。

また、ソフトウェア会社の買収計画については、世界の回答者の75%がすでに買収したか、今後買収を予定していると回答したのに対し、日本の回答は30%ほどにとどまった。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事