「届いてから払い」、ハイブリッドECプラットフォーム「CS-Cart」とAPI連携開始

ECのミカタ編集部

株式会社キャッチボールの「届いてから払い」とハイブリッドECプラットフォーム「CS-Cart」との連携開始

株式会社キャッチボール(以下:キャッチボール)が提供する後払い決済サービス「届いてから払い(※1)」は2024年10月17日、株式会社メクマ(以下:メクマ)が提供し、エスアイマネジメント株式会社(以下:エスアイマネジメント)が開発パートナーを務めるハイブリッドECプラットフォーム「CS-Cart」とのAPI連携を開始したことを公表した。
※1:ビジネスモデル特許出願中

開発コストをかけることなく「届いてから払い」を利用

「CS-Cart」とは、高機能なオンラインストアを簡単に構築・運用できるECプラットフォームである。これまで世界各地で5万件以上の導入実績があり、多彩な機能と優れた拡張性を持つことが特長だ。

今回の連携実現によって、EC・通販事業者は、開発コストをかけることなく「届いてから払い」の利用が可能になる。

「CS-Cart スタンダード版」に対応しており、「CS-Cart for ECモール&マーケットプレイス」は今後対応予定。なお、「CS-Cart ECモール版」「CS-Cart マーケットプレイス版」は販売終了しているが、カスタマイズでの対応が可能となっている。

売上アップやカゴ落ち防止といったメリット

「届いてから払い」は、商品を受け取った後に、利用者が支払い方法を決めることができる新しい「後払い決済サービス」である。

コンビニ現金払い、銀行振込、郵便振替に加え、クレジットカード、PayPayなどのスマホ決済、キャリア決済も利用可能。請求業務はキャッチボールがすべて代行し、100%代金を保証(※2)するため未回収リスクを解消する。利用者の利便性だけでなく、事業者にとっても安心・便利な決済サービスだ。

後払いは消費者にとって購入時の心理的ハードルを下げる効果があり、特に「実物を確認してから支払いたい」というニーズに対応できる。EC・通販事業者にとっても、売上アップやカゴ落ち防止といったメリットが見込まれるだろう。

今回のAPI連携によって、より多くの事業者が「後払い」の恩恵を受けることが期待される。今後のサービス展開、動向に注目したい。

※2:株式会社キャッチボールの与信審査を通過した取引が対象。


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