ふるさとの両親も助かる!ショッピングやネットバンクは別のブラウザーで!

年末の忙しい時期、ネットのワナに注意!

今年もあとわずか、忘年会に大掃除、里帰りの準備などバタバタ。あわててお金を動かしたり、ネットショッピングすることも多くなる。

そんな中、エフセキュア株式会社(本社ヘルシンキ)では2013年12月18日、「ブラウザーの衛生を守る簡単なヒント」を発表した。

悪意のあるソフトウエアのワナに狙われやすいこの時期、クレジットカード情報やネットバンキングのパスワードを守るため、ぜひ参考にしたい。

ながら作業は危険です!

同社でセキュリティ・アドバイザーを務めるショーン・サリバンは次のように述べている。

「ユーザーは注意が散漫なときや、情報の洪水に苦しんでいるときに、インターネット上のワナに陥ってしまいます。多くのタブを開いているときや多くのことを実行しているときは、悪意のあるリンクをクリックしたり、インストールしてはいけないものをダウンロードしてしまう危険が最も大きくなります。」

おすすめはブラウザーを分けること!

おすすめの内容はこうだ。

普段使っているブラウザーとは別に、お金を扱うための専用のブラウザーを用意して、ショッピングやネットバンクに使う。

普段GmailやYoutubeを使っているならChromeを一般用、IEやSafari,Firefoxをネットバンク用にすると良いだろう。

作業を分けて1回に1つのことに集中すれば、思考がより集中している状態を保てる。「真剣にお金を扱うモード」でインターネットに接続しているときは、ユーザーの秘密情報である金融情報を危険にさらそうとする悪意のあるワナに気づきやすくなる。

ブラウザーの衛生を守るヒント

・ショッピングやネットバンキングといった金融取引だけを行う専用のブラウザーを用意する
・すべてのブラウザープラグインを必ず最新にする
・特定のサイトで本当に必要でない限りJavaを無効にする。そのサイトへのアクセスには、別個のJavaを有効にしたブラウザーを使用する
・休暇で故郷に帰るのであれば、両親がショッピングとネットバンキング用に別個のブラウザーをセットアップするのをサポートする

(プレスリリースより引用)

セキュリティソフトを入れるだけではなく、使う側の一工夫でさらに安全性が高められるということ。

サンタクロースの故郷、フィンランドからのプレゼントだ。