Shopifyの事業者、ブラックフライデー期間中に過去最高となる115億ドルの売上を記録

ECのミカタ編集部

Shopifyの事業者、ブラックフライデー期間中に過去最高となる115億ドルの売上をグローバルで達成

Shopify Japan株式会社(以下:Shopify Japan)は2024年12月5日、Shopifyを利用する事業者が2024年のブラックフライデー・サイバーマンデー(以下:BFCM)期間中に過去最高となる115億ドル(12月6日時点:約1兆7252億)の売上を記録したことを発表した。

全世界で7600万人以上の消費者が利用

本年の売上は前年と比較して24%増加しており、ニュージーランドの金曜日早朝からカリフォルニアの月曜日深夜までの約4日間で、全世界で7600万人以上の消費者がShopifyを利用するブランドや事業者から商品を購入した。

BFCM期間中に6万7000以上の事業者が、1日あたりの販売額で過去最高額を記録。最も人気のあった商品カテゴリーは、衣料品のトップス、ボトムス、トレーニングウェア、フィットネス&健康食品、化粧品となり、平均購買額は109.70ドル(約1万6000円)となった。

また、BFCM期間中にShopify上で行われた7600万件以上の注文のうち、約16%が越境取引となった。

日本では前年比54%の増加を記録

日本では、BFCM期間中にShopifyの事業者からの購入者数が、前年比で約54%増加。売上のピークはブラックフライデーの午後10時となり、最も売上の多かった都市は順に東京、大阪、名古屋となった。

平均購買額は1万2349円で、グローバル平均をやや下回る。最も売れた商品カテゴリーはトレーディングカード、スキンケア商品、Tシャツ、コートやジャケット類、学生服だった。

Shopify事業者からの購入が前年比で約54%増加するなど、BFCMが日本文化に浸透しつつある状況がうかがえるだろう。

一方、日本におけるShopify実店舗での注文は2023年のBFCM期間と比較して36%増加しており、コロナ禍以降オフラインでの取引が再び増えてきている様子も見受けられる。多様化する顧客ニーズに応じた施策の検討が必要とされるだろう。年末年始需要の動向を含め、今後の展開に注目したい。


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