株式会社いつも（以下：いつも）は2024年12月26日、EC領域の業績パフォーマンス向上を目的とした「いつもAIプラットフォームサービス」の提供を開始した。

ビッグデータと最新のテクノロジーを組み合わせる

「いつもAI」は、いつもが長年に渡って蓄積した独自のビッグデータと最新のテクノロジーを組み合わせ、生成AIを活用したデータ分析からアクションプランまで提案できるサービスである。同社のリリースによれば、主な特徴は以下の通り。

◆EC業績パフォーマンス向上のノウハウとビッグデータを利用・学習することで基盤を構築
◆ECマーケティングに必要な各種業務の効果と効率性を向上
◆多様なジャンルのクライアント企業に提供
◆クライアント企業の業績パフォーマンス向上に貢献

いつもが蓄積した約3万ジャンル、2万ショップ、500万アイテム以上にも及ぶ膨大なデータをベースに、独自の市場調査レポートの発行が可能。さらに、最新の動向を見極めながらデータに基づいたPDCAの実施をサポートする。

EC事業者の成長を支援

「いつもAI」は多くのブランドメーカー、EC事業者が抱く、競合企業との差別化や広告パフォーマンス改善、CRM強化という経営課題の解決策として開発されたとのこと。

今後は全てのECプラットフォームとブランドECにサービス対応を予定しており、戦略提案からプロモーション・販促実行まで各チャネルを最大活用できるようになる見込みだという。

いつもは今後の展開として「このサービスを基に、テクノロジーとEC専門プロフェッショナル人材でEC業界をリードし、より多くの全国のブランドメーカー、EC事業者の事業成長パートナーを目指す」とも。同社の総合支援力を活かした、幅広い活用の可能性をもつ新AIサービスと言えそうだ。