日本郵便、PUDOステーションでのゆうパック発送サービスを開始

ECのミカタ編集部

ゆうパックの発送をもっと便利に! 全国約5500カ所のPUDOステーションで、ゆうパック発送サービス開始

日本郵便株式会社(以下:日本郵便)は2025年2月10日、Packcity Japan株式会社(以下:Packcity Japan)が運営するオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション(以下:PUDO)」(※1)からの「ゆうパック発送サービス」を開始した。
※1:駅、スーパー、ドラッグストア、駐車場などに設置されているオープン型の宅配便ロッカー。Packcity Japanが契約している宅配会社が利用可能。

荷物の受け取りに加えて発送も可能に

日本郵便は全国約5500カ所のPUDOを「はこぽす」(※2)として利用し、ゆうパックなどの荷物を受け取れるサービスを提供している。今回のサービス拡充によって、PUDOを利用したゆうパックの発送が可能となる。利用方法は以下の通りだ。

◆「ゆうパックスマホ割サービス」で発送する場合
「郵便局アプリ」または「ゆうパックスマホ割アプリ」で発送用の二次元コードを作成。PUDOの画面の案内に従ってスキャナーにかざすことで発送可能。

◆「e発送サービス 宛先ご指定便」で発送する場合
サービスを提供しているEC事業者の各サイト・アプリから発送用の二次元コードを作成。PUDOの画面の案内に従ってスキャナーにかざすことで発送可能。

※2:郵便局などに設置されたロッカーで、荷物の受け取りまたは差し出すことができるサービス。

PUDOステーション活用の幅が広がる

「ゆうパックスマホ割サービス」は、送り状の手書きの手間を省き、アプリ内の事前決済により窓口でのお支払いが不要になるサービスである。ゆうパック1個につき基本運賃から180円割引で送付可能。利用については「郵便局アプリ」または「ゆうパックスマホ割アプリ」をダウンロードした上で、ゆうIDへのログインおよびクレジットカードの登録が必要となる。

一方、「e発送サービス 宛先ご指定便」は、商品の返品や回収を希望する場合、取り扱い企業専用ページに必要情報を入力することで、荷物の発送が可能となるサービスである。

PUDOでのゆうパック発送サービスでは、郵便局がPUDOから荷物を回収するタイミングは原則として、顧客が荷物をPUDOから発送した日の翌日となる。また、配送情報(引受など)の反映は郵便局が荷物を回収し、引受可能な荷物であることを確認した後となることは注意したい。

今回のサービス拡充によって、ゆうパックを発送で使用する事業者はPUDOステーション活用の幅が広がりそうだ。


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