ベースフードが米国での販売事業を開始 国外ではアジア圏に加えて5地域に拡大

ECのミカタ編集部

米国での販売事業を開始 〜香港、中国、台湾、シンガポールに加え計5地域に拡大〜

ベースフード株式会社(以下:ベースフード)は日本時間2025年2月26日より、米国版「BASE Cookies」シリーズとして「BASE Cookies Cocoa」と「BASE Cookies Coconut」を、「Amazon.com」「Walmart.com」「Kroger.com」にて販売開始する。

国外での販売事業は計5地域に

東京に本社を置くベースフードは、「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに。」をミッションに掲げ、2016年にスタートしたフードテック企業である。

米国版の「BASE Cookies」は、米国市場に合わせて改良された商品として、全粒粉や大豆、昆布など主に自然由来の10種類以上の原材料を使用しながら、栄養バランスとおいしさを独自のテクノロジーによる配合と製法で実現させたというクッキー。

今回の米国での販売事業開始によって、同社の国外における販売事業は香港、中国、台湾、シンガポールに加え計5地域に拡大することとなった。

※画像元:米国での販売事業を開始(ベースフード株式会社)

米国の人々の健康促進への貢献を目指す

ベースフードは2018年8月、米国での商品販売を目的に「BASE FOOD,U.S., Inc.」を設立していたが、コロナ禍により事業の継続が困難と判断し、2020年5月に現地法人を精算・事業撤退していた。

しかし、コロナ禍以降、米国では健康への意識が高まり、「Better For You」(健康にいい商品・サービス)市場が急速に拡大している点に同社は注目。こうした状況を受けて、「Amazon.com」「Walmart.com」「Kroger.com」などのECチャネルでの販売を通じてBASE FOOD商品を展開することにより、「米国の人々の健康促進に貢献する」とした。

今後についても「米国市場での『健康をあたりまえに。』の実現に向け、より多くの皆さまにベースフードを楽しんでいただけるよう事業を拡大していきたいと考えています」とコメントしている。

国外に販路を拡大するベースフードの今後の展開にも注目が集まりそうだ。


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