千趣会、「ベルメゾンネット」内のエシカルセレクトショップをリニューアルオープン

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ECのミカタ編集部

ベルメゾンを運営する千趣会 エシカルセレクトショップ「kimawari marche(キマワリマルシェ)」をリニューアルオープン!

株式会社千趣会は2025年7月25日、通販サイト「ベルメゾンネット」内のエシカルセレクトショップ「kimawari marche(キマワリマルシェ)」をリニューアルオープンした。

6つのテーマに基づいて独自に商品を選定

「キマワリマルシェ」は、千趣会が運営する不要品の宅配買取サービス「kimawari fashion(キマワリファッション)」から派生したオンラインセレクトショップとして、2024年9月に誕生している。

今回のリニューアル後は、「私にいいモノ。未来にいいコト。」をコンセプトに、「地球にやさしい」「伝統をつなぐ」「誰かを助ける」「寄付で支える」「資源を再生する」「ロスをなくす」という6つのテーマに基づき、独自に商品を選定。サイトデザインもエシカルを想起させるグリーンを基調としたものに一新された。

◆商品一例
▷「手描きの線が、味わい深い」暮らしになじむデザイン茶碗
・価格:1540円~2420円(税込)
▷パンに吸い込まれそうな切れ味のパン切り包丁
・価格:1万1000円(税込)
▷地域猫の活動を応援するチャリティふろしき(小サイズ)<2枚セット>
・価格:1760円(税込)

地域猫の活動を応援するチャリティふろしき ※画像元:エシカルセレクトショップ「kimawari marche(キマワリマルシェ)」をリニューアルオープン(株式会社千趣会)

顧客満足と社会貢献の両立を目指す

今回のリニューアルには、2025年2月に千趣会が実施したアンケート調査(※1)が背景にある。

この調査では、直近1年で環境に配慮した、いわゆるエシカル商品、サステナブルな商品を購入したことがないという人への質問に対し、これらの商品に興味があっても、「どこで売っているかわからない」「欲しい商品が見つからない」「機会がない」という回答が合わせて67%にも上ることが判明。

一方、購入したことがあるという人の回答を見ると、購入商品の傾向は、身近で手に入りやすい食品や日用品が上位を占め、ファッションや生活雑貨にも一定の需要があり、消費者の環境意識の広がりが確認された。

「キマワリマルシェ」はこうした声に応えるべく、顧客に「本当に欲しいと思える、実はエシカルな商品」を提案し、顧客満足と社会貢献の両立を目指すという。1955年の創立から今年で70周年を迎える千趣会の新しい取り組みとして、今後のサービス展開に注目したい。

※1:調査タイトル:不要品の処分と中古品等の購入に関するアンケート、調査期間:2025年2月13日~2月19日、有効回答数:1667人、調査方法:インターネット調査、エリア:全国

※参考:「kimawari marche(キマワリマルシェ)」株式会社千趣会