radiko、ラジオ聴取から「商品購入」につなげるECサービス開始
株式会社radikoは2026年9月2日、番組や放送局などのグッズを購入できる新サービス「radiko EC mall」を8月31日より提供開始したことを発表した。
radikoの聴取体験から商品購入へ
「radiko EC mall」は放送局・番組・ポッドキャスト・イベントなどのグッズを企画・制作から販売までを支援。radikoの聴取体験からスムーズに、商品購入につなげるサービスである。
現在、多くの放送局で独自のEC展開が行なわれている。その一方で、購入時にはradikoとは別のサービスに移動するケースが一般的だった。
「radiko EC mall」によって、ユーザーは、radikoアプリ内の対象番組のページ等からストアにアクセスが可能に。LINEミニアプリ上で、商品を購入できる。
さらに、放送局のグッズの企画・制作からEC販売までを一気通貫で支援。これにより、リスナーと放送局双方のニーズに応え、番組や放送局を応援する新たな体験と、放送局の新たな収益機会の創出を目指す。

※画像参照:radiko、「聴く」から「買う・応援する」へつなぐ「radiko EC mall」を提供開始(株式会社radiko)
番組や放送局を応援する新たな手段
「radiko EC mall」は、リスナーが対象番組のページなどからストアにアクセスし、LINEミニアプリ上で商品を購入できるサービス。
今回、「radiko EC mall」第一弾として以下のストアが展開される。
◆KBS京都:となもりタウンストア
◆J-WAVE:STAY READY WITH J-WAVE 防災グッズストア
◆TBSラジオ:TBSラジオ 開局75周年オフィシャルグッズストア
放送局との対話の中では、在庫リスクや販売運用の負荷が新規企画のハードルとして挙がることもあった。これについても、radikoがグッズの企画・制作や販売運用を支援する。
これまでグッズ販売の企画が立ち上がらなかった番組でも、一歩目を踏み出すハードルが下がる。
購買データを活用した広告配信も
radiko プラットフォーム推進室 プロダクト推進チームリーダー、帆苅晃太氏は本件について「いつも通り番組を楽しんでいる中でグッズと出会い、その番組が『好き』『応援したい』という気持ちをかたちに残すことができる。そしてそれが、番組のより大きな盛り上がりにも繋がっていく。そんなラジオの新たな体験と良い循環を、放送局のみなさまと一緒に増やしていければと考えています」とコメントしている。
また、radikoは2026年9月8日、株式会社ロイヤリティマーケティング(以下、LM)と共同で、「radiko audio Ad」における広告配信サービスを提供開始した。
これにより、LMが保有するPontaの購買データをもとに、広告主の商品・サービスと親和性の高いユーザーへ音声広告を配信できるようになった。広告配信後には実際の購買データを活用した効果分析と組み合わせることで、広告接触が購買行動に与えた影響を可視化するとした。
「radiko EC mall」によって、番組や放送局のグッズをradikoの聴取体験から購入できる環境を整える。今後、対応する番組や放送局がどのように広がるか注目される。


