「コンテンツ制作の内製化」2023年以降に増加、生成AIの普及が要因 ナイル調査

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ECのミカタ編集部

【調査レポート】AIがあればできる、でも品質は?コンテンツ制作の内製化における課題調査

ナイル株式会社は2026年9月8日、コンテンツ製作の内製化における課題調査の結果を発表した。

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調査概要

◆調査期間:2026年8月21日~25日
◆調査方法:インターネット調査(Fastask利用)
◆調査対象:コンテンツ制作を内製している企業の担当者(20~60代の男女)
◆調査人数:954人
◆出典:コンテンツ製作の内製化における課題調査(ナイルのSEO相談室調べ)

60%超の企業「社内を中心」にコンテンツ制作

「勤務先では、Webコンテンツをどのような体制で制作していますか?
」と質問したところ、Webコンテンツの制作体制で最も多かったのは、「社内中心+一部外注」(38.4%)だった。

「ほぼすべて社内で制作」(24.4%)と合わせると、60%超の企業が社内を中心にコンテンツを制作していることになる。

「コンテンツ制作を内製するようになった、または内製の比率を高めたのはいつ頃ですか?」については、2023年、2024年が多かった。2023年~2026年8月現在で、内製化を進めた企業が7割以上となった。

ナイルはこの結果について「2023年以降に内製化・内製比率の引き上げが目立つことから、生成AIの普及によって企画案や構成、原稿などを社内でも作りやすくなったことが、内製化を後押しした可能性があります」と分析している。
※ChatGPTが一般向けに公開されたのは2022年11月

「生成AIの活用」も内製化の理由に

内製化・内製比率を高めた理由として最も多かったのは、「外注コストを削減するため」(44.4%)となった。

また、「生成AIで制作するようになったため」も27.0%にのぼる。生成AIやAIを用いた制作ツールの普及が、内製化を後押ししたケースが多いことがうかがえる。

コンテンツ制作を内製する上での課題としては、「制作できる人材が足りない」(42.3%)が最多に。次いで「担当者によって品質にばらつきがある」(41.4%)もほぼ同率で続いた。

制作を担う人の確保と、一定の品質を維持することの両方に難しさを感じている企業が多いことがうかがえる。

AIへの指示や調整に「難しさ」

生成AIやAIを活用した、コンテンツ制作ツールの活用状況について質問。「ほぼすべてのコンテンツ制作で活用している」と回答した人は、61.4%を占めた。

一方、AIを活用したコンテンツ制作の課題は「思ったような内容・文章を出力できない」(75.0%)、「AIへの指示(プロンプト)を考えるのが難しい」(72.7%)がそれぞれ7割を超えた。意図した成果物を得るための指示や調整に、難しさを感じている人が多いことがうかがえる。

ナイルは本調査結果について、次のようにコメントしている。

「今回の調査では、コンテンツ制作の内製化は生成AIが一般に使われるようになった2023年以降に進めた企業が多くを占め、生成AIやAIを活用した制作ツールの普及が内製化を後押ししていることがわかりました。(中略)AIを活用しても、思いどおりの文章を出力できない、正確性や品質を判断しにくい、独自性を盛り込みにくいといった悩みは残るようです」

AIはコンテンツ制作を効率化する。その一方で、意図した内容を出力するための指示や、品質の判断には課題が残る。内製化を進める企業にとって、制作人材の確保や品質管理、AIの活用方法が今後の課題となりそうだ。