ソフトバンク「Pepper」で日常を変える。明日一般発売!

石郷“145”マナブ

6月は1000台のみ!ソフトバンク東京駅グランルーフフロントでは本日先行販売!

 ソフトバンクロボティクス株式会社とソフトバンクモバイル株式会社は、パーソナルロボット「Pepper」を、2015年6月20日より販売開始する。

 6月の販売数は1,000台と既に決まっており、6月20日午前10時からウェブサイトにて申し込みを受け付ける。東京都千代田区のソフトバンク東京駅グランルーフフロントでは、先行販売として6月19日、限定30台のみ、抽選販売する。

 Pepperの特徴としては、cocoro SB(ココロエスビー)株式会社が開発したロボット自らの感情を擬似的に生成する感情機能を持っている点がある。感情機能は、人間が五感から受け取る外部刺激に対してホルモンを分泌して感情を形成する仕組みをモチーフにしている。Pepperが搭載している感情認識機能に加え、カメラやタッチセンサー、加速度センサーなどの各種センサーから得た情報を「内分泌型多層ニューラルネットワーク」※で処理することで自らの感情を生成している。

※内分泌型多層ニューラルネットワークとは、人間の脳内の神経伝達物質や体内の内分泌物質と感情との関係を多層ニューラルネットワークによって表現することで、感情の状態を演算する仕組み

Pepperでネット通販なんてこともありうる。

 同機能によって、人の表情や言葉、周囲の状況などからPepperの感情が変化し、言葉や行動が変わる。例えば、知っている人がいると安心したり、褒められると喜んだり、周囲が暗くなると不安になったりし、その時の感情によって、声のトーンが上がったり、ため息をついたりするなど言動が変化する。Pepperの感情は胸のディスプレーに表示されているグラフィックの色や動きに表れ、さらに、詳細な感情の移り変わりを見られるロボアプリ「感情マップ」も提供。また、感情と連動してPepperが日々の気持ちや家族との出来事を絵や写真で日記にする「ペッパー絵日記」など感情を持ったロボットとの生活をより楽しむためのロボアプリも用意する。

 さらに、発売に合わせて、あらかじめ搭載されている「ベーシックアプリ」とアプリストアからダウンロードできるアプリ合計約200本のロボアプリを用意する。ロボアプリには、日頃Pepperと会話をしたり触れ合ったりすることで得られる「ココログミ」を使うことで入手できる特別なアプリも用意している。ロボアプリは今後も充実させていく。

 Pepperでネット通販を、ということも十分考えられるだろう。一般発売により、人々の何気ない日常に、いよいよ変化が生まれる。Pepperは、人間の社会にどんな未来をもたらすのだろうか。
http://www.softbank.jp/robot/special/pepper/


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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