「ハロウィン」を検索する人が9月から急上昇!(ヴァリューズ調べ)

ECのミカタ編集部

ヴァリューズ社が2014年の「ハロウィン」検索キーワード動向を分析
「ハロウィン」の検索者数は9月から急上昇している
人気ページランキングでは衣装やグッズを購入できる楽天市場やドン・キホーテがベスト3にランクイン

検索キーワードから各年代のライフスタイルが浮き彫りに

ネット行動分析サービスを手供する株式会社ヴァリュース(以下「ヴァリューズ」)は、年々盛り上がりを見せる「ハロウィン」について、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いた検索キーワード分析サービス「【eMark+】Keyword Finder」を使用し、昨年の振り返りとして2014年9月から10月の動向を分析した。

キーワード検索者数やサイト訪問者数はPCからのアクセスを集計し、ヴァリューズ保有モニタでの出現率を基に、国内ネット人口に即して推測された。

昨年を振り返ってみると、2014年7月から10月の「ハロウィン」の月別検索者数は、7月と8月も検索されているものの、9月から急上昇している。実際には10月末のイベントであるが、早期から注目されていることがうかがえる。

「ハロウィン」の関連検索キーワードを年代別に見ると、「仮装」「衣装」「ディズニー」は共通で上位を占めるものの、各年代で特徴的なキーワードがみられた。20代では「コスプレ」「ヘアアレンジ」が検索上位となった。友人ら大勢でパーティーをしたり、ハロウィンイベントへ参加する準備が伺える。また、30代では「子供」「イラスト」「レシピ」の検索が上位となった。これは子供と一緒にハロウィンを楽しむための検索をしていることがわかる。また、「イラスト」「素材」も検索数が多いことから、手作りなどのヒントにする行動も考えられる。

そして、40代は「お菓子」「折り紙」「ネイル」「パーティー」のキーワードが、他の年代よりも上位にあがった。仕事関係や子供関係など、付き合いも多い年代ならではのおもてなしパーティーが想起できる。また、50代では他の年代では上位に見られない特徴的なキーワード「曲」「はがき」「飾り」「ペーパークラフト」などがあがった。60代では「ことば」「意味」「ケルト人」など、ハロウィンについての基礎知識を検索していることがわかる。

「ハロウィン」を検索した人は通販ショップで衣装を探している!

「ハロウィン」を検索した後の流入サイトの訪問者数を集計すると、1位はハロウィンについての基礎知識がわかる「Wikipediaハロウィン」のページとなった。そして、衣装やグッズを探して購入できる「【楽天市場】ハロウィン特集」が2位、「ドン・キホーテ」の「ハロウィン仮装・コスプレ通販」が3位となった。

他にもフリーイラスト素材が探せる「ハロウィンのイラスト【花鳥風月】」やハロウィンイベント開催の「東京ディズニーリゾート」も上位にあがっていた。また、「NAVERまとめ」でハロウィン仮装のアイディアを見たり、「cookpad」でハロウィンのパーティレシピを見る人も多いようだ。

年代別に見ると、各年代のライフスタイルが分かる結果となったが、いずれも「ハロウィン」に強い関心を持っているようだ。年々、翌朝のニュースに取り上げられるほど盛り上がりを見せているハロウィン。今年もさらなる盛り上がりを見せるだろう。ハロウィン商品を取り扱っているショップは「検索」されることについてより一層注力してみるのも良いのかもしれない。


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