7&iグループの連携!ニッセン商品をセブンイレブン受取

石郷“145”マナブ

ニッセンは全国のセブン‐イレブン店舗で、ニッセンが販売する商品を店頭受取り
期間限定でパソコン・スマホの利用者に限り、セブン‐イレブン店舗で受け取りを選ぶと、割引特典も
両社は7&iグループであり、グループにおける相乗効果を大きく引き上げることにもなろう

両社に利点をもたらす取り組み〜7&iが目指す、通販新時代

 株式会社ニッセン(以下、ニッセン)は、来週9月24日(木)の注文分(ネット注文限定)より、全国のセブン‐イレブン店舗(2015年8月末現在約18,092店 ※一部取り扱いが出来ない店舗がある)で、ニッセンが販売する商品(一部商品を除く)を店頭で受取りができるサービス「セブン‐イレブン店頭受取りサービス」を開始する。

 今回の「セブン‐イレブン店頭受取りサービス」により、お客様はニッセンで注文した商品を、希望のセブン‐イレブン店舗で、ご都合の良い時間に代金とお引換で受取ることが可能となる。また、商品を受取る店舗は、自宅や勤務先、出張先の近くなど、お客様に便利なセブン‐イレブン店舗を指定することも可能だ。また、9月24日〜11月10日までにおいて、パソコン・スマホの利用者に限り、セブン‐イレブン店舗で受け取りを選ぶと、711円(税込)の割引特典を設けるとしている。
 
 最近は、生活習慣の多様化や、女性の社会進出などによって、配達に関してのサービス向上は各社で求められている。たとえ、時間指定をしても、その時間まで合わせて待っているのがストレスになるとか、遅い時間だと受け取れないなどの悩みがあったりしても、セブン‐イレブン店舗で受け取れれば、そういった問題に対して答えることができる。ニッセンの顧客の満足度の向上につながる。

 その一方で、ニッセンは、セブンアンドアイホールディングスのグループの一員である。こういう機会を作り出すことで、お客様がセブン‐イレブン店舗に通う機会が増え、それがきっかけで物を買うなどの行動が生まれれば、店舗での売り上げ向上につながり、グループにおける相乗効果を大きく引き上げることにもなろう。ニッセンの通販の盛り上がりが、セブン‐イレブン店舗への来店の機会を増やし、セブン‐イレブン店舗での利用率が増えたところで、上記にもあるような特典をつけたり、それ以外でも、ニッセン自体の告知などしたりして、セブン‐イレブン店舗側での、ニッセンの通販を知る機会の向上が図ることができれば、このグループ内の連携は一層、意味のあるものになるのではないかと思う。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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