船井総研の「EC・通販経営研究会」第5回例会 その2

ECのミカタ編集部

第二講座は、7・8月の例会から引き続いて3部構成で行われる「自社内SEO対策の進め」の第二回目。

登壇は船井総研 白神氏。

前回のSEOセミナーの振り返りとしては、これまでとこれからのSEO対策として過去・現在・未来別に解説された。

過去:外部リンクが重要視され、また外部リンクは買うことができ、質の悪いサイトも上位に表示される現象が起きた。
現在:内部コンテンツが重要(量の時代)テキストとコンテンツの量。最適な情報を持っているとされているサイトが上位に表示。今すぐこのスピードと量が重要。
未来:サイトの情報が重要(質の時代へ)コンテンツの量より今後は質も重要。

これらを元に具体的な7つのステップを提示し対策方法が以下となる。
Step01 対策するキーワード候補の市場性を知る
Step02 現状の競合状況を把握する
Step03 自社の強みを把握する
Step04 サイトコンテンツの設計 コンテンツマップを作成しよう
Step05 SEOに適したコンテンツページを書いていこう
Step06記事を量産していく仕組みを構築しよう
Step07啓蒙型コンテンツの作成

今回のセミナーではStep4を中心に図式を交えながら解説された。
SEOに適したサイトコンテンツ設計の為にどんな記事を制作していくべきなのか?
コンテンツマップの元となるキーワードの取得はどこから得るのか?
キーワードに対してどんなテーマで記事を作成するのか?など具体例を元に指導され
参加企業の自社内SEO対策の強化を図っていく。

キーワード抽出にあたっては、Yahoo!プロモーション広告への登録や、Google Adwordsのアカウントが推奨されている。
他にサジェストキーワード一括ダウンロードURLまで網羅されており、初めてSEO対策を取り入れる企業でも非常にわかりやすい解説だ。
テーマ決めに困ったら、Yahoo知恵袋や、はてなブックマーク、NEVERまとめなどを参考にするもの良い。
と言うのは、まとめサイトはユーザーが興味を持っている参考記事の宝庫であるからだ。
Step06の記事を量産していく・・・にあたっては、積極的に外部クラウドソーシングサービスを活用せよ!と
ランサーズを例に、記事を外注する際の依頼の仕方を詳細に伝授された。

次回で最終回を迎える白神氏の自社内SEO対策のすすめは、11月25日(金)の第6回定例会を予定している。
現場では図解テキストも配布され非常に解りやすくSEO対策法が受講できる。
このEC・通販研究会は体験からでも参加できる。
次回で研究会も本年度としては最後となるので、是非、申し込んでみては如何だろう。

(その1はこちら)
http://ecnomikata.com/ecnews/detail.php?id=6554

【メールは重要な接客ツールだ】

最後は、ラスク株式会社(以後ラスク)の武内氏によるメール管理ツールの必要性について。
武内氏はメール共有・メール管理のグループウェア・メールディーラのユーザーサポートを経験後、
現在はラスクでコンサルティング部に所属。
メールディーラーとは、お客さまからの、お問い合わせメールに対し「いつ」 「誰が」 「どんな返信」をしたか、
対応状況をリアルタイムに共有できるメール共有システムサービスである。

「皆様、お問い合わせ対応の内容はご存じでしょうか?」武内氏は会場に質問を投げかけた。
知らないと何が起こってしまうのか?
問い合わせに数名が対応してバッティング、逆に誰かがやってくれるだろうと手をつけずに返信漏れ、最悪の場合メールにさえ気が付かない。
注文前・後で異なるスタッフが対応した際、伝達不足が原因で「言っていることが違う」とクレームが起きる。新人スタッフのメールの文章表現に問題あり・・・などなど。

ネットショップではちょっとしたトラブルは注文時の口コミ蘭などに書き込まれてしまうなど深刻なトラブルを招いてしまう。
2014年にネットショップを利用したことのある一般消費者500名にアンケートを取った所、
きちんとメール接客ができていないと。お客様の91%が『他のショップで購入を検討する』と回答した。
お客様がネットショップに求める水準は年々上がってきており、メールの返信時間においては
2011年では「一時間以内返信して貰えたら対応が速いと感じる」と回答したのが全体の22%であったが、2014年になると43%もの人が30分以内の返信を待ち望んでいる。
良い印象を与えるためには、早く、丁寧に、迅速に、そして一人ひとりのお客様に対して特別感を演出するのが非常に重要であり、
それぞれのクオリティーを高めることが顧客満足度を高め、リピーターと新規顧客を生み出すと、武内氏は語った。

以上で全ての登壇者の話は終了し、事後ガイダンスが行われたのちに有志の参加者が残り
ケータリングサービスによる打ち上げが行われていた。リラックスしたムードでポロッと出てくる話も貴重であろう。
そして何よりこうして全国から集まった同志が集いECの研究・お互いに切磋琢磨していくことは何よりも参加企業にとってメリットになるであろう。


EC・通販経営研究会の存在意義として掲げられているのは以下である。
圧倒的業績アップ
師と友づくりの場
日本の流通業を担う輝かしい経営者・社員の輩出
皆様も是非この研究会の一員として参加し、業界最前線に触れてみてほしい。


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