受注を一気に管理「速販」がQoo10で利用可能に!

ECのミカタ編集部

記者の論点:
複数の店舗を管理することは、手間がかかってしまう。それを解決すべく「速販」がQoo10モールの受注管理も行う。これにより、一気に受注管理ができるようになり、手間が省ける!

受注管理の手間を省くためには「速販」が必要!

株式会社サイオ(以下、サイオ)は、全ての「速販」シリーズにおいて、ジオシス合同会社が提供するQoo10モールの出店者向けに、受注をまとめて管理することができる機能の提供を1月14日に開始した。

多くのEC業者は、自社サイトの運営や複数モールへの出店を行っているが、それぞれログインして受注処理を行うと、手間がとてもかかってしまう。そればかりか、問い合わせの対応に時間がかかることにより販売機会を失ったり、複数店舗にまたがる顧客管理ができない。そのため、適切な対応ができず、機会損失にも繋がってしまう可能性がある。

「速販」シリーズは、複数店舗の購入者の情報を一覧で見ることができるため、どの店舗の顧客であるかを気にすることなく、一括でメール送信や配送処理等を行うことができるソフトである。問い合わせへの対応も迅速に行うことができ、複数店舗にまたがる購入者であってもロイヤルカスタマーを見逃すことが無く、機会損失を防ぐことができる。

2005年に販売を開始した「速販」シリーズは、複数店舗を持っている多くのEC事業者が抱える作業の複雑化した悩みを解決するソフトである。利用環境により、「速販」「速販コネクト」「速販C2」といった3つのプロダクトがある。「速販」は、受注管理と商品管理の機能が揃って、月額4,000円(税抜)から利用することができる。「速販コネクト」は、受注データをLAN共有ができ、同一モール内で複数店舗管理が可能な上位版である。選択肢別在庫にも対応し、在庫連動ソフトとの連携も可能である。「速販C2」は、受注データをクラウド上に保存し、遠隔地でも利用することができる受注管理に特化したタイプだ。定額プランもあり、全てのオプションが無料で利用することができる。

EC事業者から「より多くのモール、カートを一括で管理したい」という要望を受けて、2015年12月には「速販」「速販コネクト」で「Qoo10」に対応した。そして2016年1月14日に「速販C2」でも対応が完了し、全ての「速販」シリーズで「Qoo10」の受注と他のモール・カートの受注をまとめて管理することができるようになった。新たにQoo10の受注管理に対応したことにより、合計13のモール・カート(最大55店舗)が一括で管理することができる。「速販」「速販コネクト」でのQoo10オプションの利用料金は、月額1,000円(税抜)である。「通販C2」は全てのオプションを含む利用料金体系となる。

2015年9月に「アマゾンFBA注文取込」への対応、2015年11月にヤマトフィナンシャルが提供する「クロネコ代金後払いサービス」への対応をした。さらに、2015年12月に「アマゾン商品管理」への対応など、EC業界・周辺サービスの多様化への対応だけでなく、ユーザーのニーズを反映しながら、より使いやすく進化を続けている。

複数の店舗を持っていると、管理することが大変である。どの店舗も丁寧に管理することを心掛けてはいるものの、重要なことを見逃してしまう可能性もある。その可能性を低下するソフトが「速販」である。これにより、モールの受注をまとめて管理することができる。それが、「楽しいショッピング」で話題のQoo10でも利用が可能となった。管理がしやすくなり、何かあった場合に迅速に対応することができ、より話題となるQoo10となっていくことだろう。


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