作業効率UP!ソフトウェアもAmazonでらくちん定期購入
記者の論点:定期購入、そして作業環境の統一によって作業効率をあげることができる。また、プライベートで利用している人も多いAmazonだからこそ、オフィスで利用するにも信頼性や利便性が高い。
管理も簡単に!Amazonの「PCソフト定期購入ストア」
総合オンラインストアAmazon.co.jp(以下「Amazon」)は、「PCソフト定期購入(サブスクリプション)ストア」にて、ソフトウェアの定期購入 (サブスクリプション) の提供を開始した。
これにより、アドビ システムズ社のCreative Cloud、株式会社ジャングルのG DATA インターネットセキュリティをはじめとした24点のソフトウェアを、ユーザーが利用する期間や必要なライセンス数に合わせて購入できるようになる。
PCソフト定期購入(サブスクリプション)ストアでは、ユーザーはソフトウェアを購入する際に、利用プランから「1か月」、またはそれ以上の利用期間を選択する。利用する人数や目的、期間など、個人・法人を問わず、ユーザーの利用条件に合わせてプランを選ぶことができるため、効率的にソフトウェアのライセンスを管理することができる。また期間を限定できるため、トライアルを目的に1か月だけ利用することも可能だ。さらに、すでに購入したソフトウェアの新しいバージョンがリリースされた場合でも、期間内であれば最新バージョンを利用することができる。
Amazonのソフトウェア定期購入版では、アドビのすべてのクリエイティブアプリケーションとサービスが利用可能な 『Adobe Creative Cloud』 コンプリートプランが月額税込 5,378円(12か月の定期購入プラン)で提供される。また、『Creative Cloud』を定期購入した場合は、常に最新バージョンのソフトウェアを利用できるのみならず、CS6以降の過去のバージョンにもさかのぼって利用することも可能なため、ユーザー間で作業環境を統一することができる。
PCソフト定期購入(サブスクリプション)ストアの特長は、先に挙げられているもの以外に、決済はAmazonを通じて行われるため、カード情報を様々なサイトに入力する必要がないことや、購入したソフトウェアの契約情報や決済情報は、「ゲーム&PCソフトダウンロードライブラリ」で一元管理できることなどがある。
現在、定期購入版を利用できるメーカーと対象商品は以下の通り。
・アドビ システムズ社(Creative Cloudコンプリートプラン、およびAfter Effects CC, Audition CC, Dreamweaver CC, Animate CC, Illustrator CC, InCopy CC, InDesign CC, Muse CC, Photoshop CC, Premiere CCの各ソフトウェアの単体プラン)
・株式会社ジャングル(G DATA インターネットセキュリティ)
さらに、今回ソフトウェア定期購入の提供開始を記念して、Adobe Creative Cloud を定期購入したユーザーに対し、最大1万円分のAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンも実施される。
常に最新バージョンのソフトウェアを利用できるため、自分で更新する手間が省ける。また、作業環境を統一できるということは、作業内容の把握もしやすく、効率よく作業を進めることができる。作業環境が異なるがゆえに、場合によっては初歩的な食い違いが起こることもある。そういった細かな問題を解決していくことでも、作業の効率はあがる。また、1ヶ月から利用できるため、初期費用を抑えられるのが大きなポイントだ。使いこなせるかが分からないにも関わらず、導入のために多額の投資をするのは痛いものだ。
今回Amazonは、モノではなくソフトウェアの販売であり、在庫リスクを抱えることなく商品の販売を行うということになる。そして1ヶ月から利用できるといえども、定期購入への可能性は多いにあり、結果的に継続的な購入を促していることになるのだ。今回の取り組みにおいてこの2点のポイントを抑えておく必要がある。
Amazonだけで生活が送れるのではないだろうかという程、商品を幅広くそろえているAmazon。プライベートでAmazonを利用している人は多いだろうが、オフィスでも、Amazonは大活躍である。