楽天・楽びん!で20分後に薬が届く

ECのミカタ編集部

楽天の気合!楽びん!で医薬品がすぐ届く

楽天株式会社(以下 、楽天)の子会社である楽天マート株式会社(以下、楽天マート)は、3月29日より最短20分からの即時配送サービス「楽びん!」にて、一般用医薬品の販売を開始したと発表した。

「楽びん!」は、サービス開始当初から要望が高かった医薬品をカテゴリーに追加し、頭痛薬や胃腸薬から小児用風邪薬など142種類の一般用医薬品を取り揃える。登録販売者が仕入れから発送準備までを管理し、医薬品に関する相談も受け付けるとのこと。

これにより消費者は、風邪を引いた時や子供の急な発熱時などに薬局へ出向けないときでも、登録販売者が常駐する「楽びん!」の店舗から一般用医薬品を購入し、自宅などで受け取ることが可能となる。しかも驚くのが24時間いつでも対応してくれるということだ。

即配に挑戦し続ける楽天


「今必要なもの」が「今届く」、そんな即時配達が当たり前になってきているなかで、医薬品の即配も開始されることはかなり大きな変化なのではないだろうか。

「楽びん!」は、コンビニエンスストア商品やドラッグストア商品、楽天市場や楽天カフェの一部商品を届ける即時配送サービスとして、2015年8月よりサービスを開始した。同年12月には、楽天グループサービスの「楽天デリバリー」および「楽天テイクアウト」との連携により、できたての料理を配達するフードデリバリーのサービスを開始、そして今回医薬品の即配に挑戦する。

元々「楽天マート」に関しては、株式会社ローソンが展開する食品配送サービス「ローソンフレッシュ」と共同で食品配送を行っており、そこで医薬品の配送も取り扱っている。消費者が不在時に(消費者の希望によるが)玄関先に商品を留め置くことができる「楽天マート」は、医薬品やお酒が配達商品に含まれている場合、盗難防止のため消費者不在時の留め置き商品に「帯」をすることが義務づけられている。医薬品はそれほど取扱いが難しいのだ。

そんな医薬品を、今すぐ、手軽に、購入できる「楽びん!」は、かなり利便性の高いサービスではないだろうか。現代人のライフスタイルに合わせたサービス展開に今後も期待がかかる。

■サービス開始日: 2016年3月29日(火)
■対象商品:第二類医薬品および第三類医薬品の一般用医薬品
■対象商品数: 142種類
■対象エリア: 渋谷区、目黒区、港区、世田谷区(一部エリアは対象外)
■利用方法と配送料:通常の「楽びん!」サービスと同様


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