6/7の注目EC店舗News〜贈りたくなる、父の日ギフト
日々のEC店舗のニュースから、その日の気になる話題をピックアップしてご紹介。今日は、今月6月19日(日)の父の日に向けて、限定商品など独自の取り組みをしているECサイトを集めました。
やっぱり限定商品は嬉しい、今しかないアイテムを
父の日のプレゼントというと定番のお酒。喜んでくれるだろうけど、やっぱり一工夫したい。そんなギフト需要に応えるビールと日本酒のサイトを見つけました。また、特に首都圏にお勤めの方ならとっても共感できるであろう、満員電車の通勤の苦労。そんな毎日の苦労をほっと和らげるアイテムも。いずれも、他にはないアイデアと、限定品というところが光ります。ギフトらしさを追求したアイテムではないでしょうか。
父の日限定、日本唯一のネクタイ付「一升瓶ビール」
元祖クラフビール屋×老舗水引屋
「地ビール0号」とも呼ばれる元祖地ビール屋のサンクトガーレンは、直営ネットショップをはじめ、エールビールの味を極めた個性的なラインナップでクラフトビールの魅力を発信している。そんなサンクトガーレンが今年の父の日に贈るのが、1.8Lの一升瓶に入った「究極のお酌ビール」。累計販売数6万本超の人気商品に、父の日限定で、明治元年創業の老舗水引屋の職人が1個1個結んだ日本唯一のネクタイ結びのオリジナル水引をつけてお届けする。価格は1本3,000円(税込)~。セット価格もあり。
日本最大級の品揃えから選べる
日本酒ギフト専門販売ECサイト「日本酒ギフト.com」
酒蔵メーカーである株式会社遠藤酒蔵場が、「日本酒のギフト品揃え数日本最大級!あなたの求めるプレゼントがきっと見つかる!」をコンセプトにECサイト「日本酒ギフト.com」をオープンし「父の日の贈り物特集!!」を展開している。豊富なラインナップに加え、名入れラベル、オリジナルラベルなども用意。6月17日(金)午前中までの注文受付で、父の日のお届けが可能。遠藤酒蔵は、信州須坂の酒蔵。全国新酒鑑評会など国内外の品評会で評価を得ており、「どこで購入できるのか」「贈り物にしたい」等の全国からの声に応え、ギフトに特化したECサイトをオープンした。
電車通勤のお父さんに感謝を込めて通販サイト限定販売
攻める団子屋・八雲だんごの新商品「おしくらまんじゅうぴぴぴ」
開発担当者が東京出張の際に乗った満員電車で「いつもこんな満員の電車に乗っているお父さん達はすごい!」と驚いた経験がきっかけで生まれた商品。十勝産のつぶあんに甘さ控えめなクリームを包み込んだ「夢福餅」と紅芋餡を口当たりなめらかに濾しコクのあるクリームを入れた「紅福餅」の2種類の詰め合わせで紅白の色使い。小さな電車型の箱の中に詰め込んだ大福を、満員電車で通勤するお父さんに見立て、クールにじっと耐えながら頑張る姿をコミカルに表現。大福7個に父の日カード、大福お父さんのリラックス中撮影カード入りのセットで、1,200円(税別)。
実は需要が高い?こんなアイテムも父の日キャンペーン
父の日にちなんだキャンペーンというのは、いろいろなECサイトで展開されますが、こんなところでも、こんな商品があるんだという、ちょっと意外性のあるサイトを見つけました。特別なギフトももちろん良いけれど、こんな風に毎日使うアイテムが良いというパターンもありそうです。EC店舗としては、父の日のようなギフトは、知ってもらう、買ってもらうきっかけにもなりますね。
アデランス公式オンライン通販サイトで『父の日ギフトキャンペーン』
株式会社アデランスは、アデランス公式オンライン通販サイト内で、6月6日(月)〜19日(日)まで「父の日ギフトキャンペーン」を実施する。期間中、キャンペーン対象商品を購入すると、ギフトラッピングして、メッセージカードと一緒に届けてもらえる。「【梅コース】ヘアカラー&ヘアケアセット 5,076円(税込)〜」。16日(木)正午までの注文は父の日までに配達可能。
着脱しやすい洋服等の通販ショップ「かがやきcafe」より父の日フェア
「かがやきcafe」は、シニア向けのおしゃれな「着脱しやすい洋服」等の通販ショップ。着脱しやすい洋服とは、例えば、五十肩・リウマチ等の方でも簡単に脱ぎ着できる、血圧測定・注射・リハビリ・膝の受診でも脱がなくて良い、着たままお手洗い可能、片手だけで脱ぎ着できる等の洋服。今回、6月30日(木)まで父の日フェアを開催し、1割引の商品とプレゼント付の商品を展開する。
好印象のチャンス、知ってもらうきっかけに
ギフトというのは、贈る相手が喜んでくれるだろうかと、ポジティブな気持ちで選ぶことがほとんど。だから、ギフト購入で好感度を持ってもらうことで、通常注文以上に、その店舗自体の好印象につなげるチャンスだと思います。もちろんその分、いつも以上に注文に対する気配りは必要です。
今回ピックアップしたECサイトは、前半は特別感を打ち出したアイテム、後半は日常使いするものを特別に問いう打ち出しをしています。これを見ると、商材の縛りがそれほどあるわけではなく、その商品の価値をどの面から見て、どう言った層に届けるかということを明確にすれば、方法は多くあると分かります。
また、せっかくギフトの準備があるのなら、お客様にきちんと知ってもらうということも大切です。今回取り上げたサイトのようにプレスリリースを売ったり、既存のお客様にメルマガを出したり、サイトの目立つところにバナーを出したり、時には広告を打つことも効果があるかもしれません。ギフトの用意がある、これから企画を考えているEC店舗さんは、ぜひ参考にしてみてください。