カスタマーリングスとKARTE連携、最適な接客を実現

ECのミカタ編集部

 ソフトウェア開発を行う株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、通販事業者を中心とした300社以上に導入されている分析型CRM/マーケティングオートメーションシステム「カスタマーリングス」と、株式会社プレイド(以下、プレイド)が提供するウェブ接客プラットフォーム「KARTE(カルテ)」が連携を開始したことを、本日6月8日に発表した。

一人ひとりに最適な接客をシームレスな環境で提供

 リアル店舗では直接コミュニケーションを図ることができ信頼を築きやすい接客も、その接客の場がEC店舗へと移ったとき、少しでも手を抜いた対応をしてしまうと利用者に無機質な印象を与えてしまいかねない。そうした課題がありながら、EC店舗に求められる接客のハードルというのはEC業界の成長が進むにつれて上がり続けている。

 そこで今回、メールマーケティングからソーシャルCRMまでワンストップで顧客との関係強化を支援してくれるトータルCRMシステム「カスタマーリングス」と、顧客の特徴や行動をリアルタイムに解析するWEB接客プラットフォーム「KARTE」が連携したことで、EC店舗はオンライン、オフラインに関わらず、より顧客に寄り添った接客を実現することができる。

 ここでいう”顧客に寄り添った接客”とは、オムニチャネルでのweb接客サービス、そしてWebサイトへの来訪者に合わせたリアルタイムな接客のことである。

 なぜそのような接客が実現できるかというと、「カスタマーリングス」が、オンライン以外での顧客との取引、また過去の購入商品や金額など詳細な条件でセグメントされた顧客リストを「KARTE」に共有し、それぞれで蓄積したデータを相互にやり取りすることが可能であるからだ。

 また、リアルタイムな接客を実現できるのは「KARTE」の強みであり、合わせて「カスタマーリングス」が持つリアル店舗での顧客情報を用いることで、システムを利用するEC店舗は場所を選ばず顧客一人ひとりに最適化された”おもてなし”を提供でき、リピーターの囲い込みに大きな効果を期待できるだろう。

カスタマーリングスでストレスフリーな販促を

 リアル店舗であっても、EC店舗であっても、”その人だけ”へのサービスが提供されるというのは、言うまでもなく顧客の関心を引きやすい。だからこそ、今回「カスタマーリングス」が「KARTE」と連携することで、よりそういった状況が生まれやすくなり、EC店舗の質をあげることにも繋がってくる。

 そして「カスタマーリングス」は、企業ごとに異なる顧客データの各種レイアウトに柔軟な対応をすることができ、専門性を必要としない操作を実現できるので、導入負荷を大幅に軽減することができるだけでなく、短期間での導入・運用が可能だ。

 なので、「難しいシステムは良くわからない」と遠ざけていたEC店舗は、この機会に「カスタマーリングス」でストレスフリーな販促をしてみてはいかがだろうか。ECとリアルをシームレスにつなぐ接客ができるこの最新のシステムが、あらゆる可能性を秘め、EC業界にどのような影響をもたらすのか、今後も目が離せない。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事