アラタナのECパッケージ「カゴラボ」 手数料無料決済サービス「SPIKE」と連携

弊誌内でも時たま話題にあがる、株式会社メタップスの運営するオンライン決済サービス「SPIKE（スパイク）」と、株式会社アラタナが提供するEC構築パッケージ「カゴラボ」が連携対応されたことを発表した。
「SPIKE」は最短1分、専門知識不要でリンクを設置するだけで利用可能なオンライン決済サービスで、ノンプロモーションで開始から半年足らずで登録数が約30,000件を突破するなど、注目を集めているサービスの1つだ。株式会社ロックオンが提供する「EC-CUBE」や、eBay傘下の「Magento」などとの連携が発表されており、今回の「カゴラボ」の連携で3つのパッケージとのジョイントが実現された。なんといっても魅力は、その導入の手軽さと決済手数料無料という点であると想像される。

「カゴラボ」は、EC-CUBEをベースにしたパッケージで、800サイトを超えるECサイト構築実績がある。ワンストップサービス（一度の手続きで必要な関連作業を全て完了させられるサービス）が特徴で、企画提案からデザイン、業界最高水準のセキュリティを整えており、売上を上げるためのECサイト構築コンサルティングと一貫したユーザーサポートが強みである。

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Apple Pay参入で荒れる決済業界 「手数料無料」は新しいスタンダード？

一方、10月20日から米国でサービス提供開始された「Apple Pay」も、日本国内での展開はまだだが注目を集めている。ネット上にはそのユーザーレポートなども多数あがっており、そのスムーズな使用感に利便性を見出す声を聞くことが出来る。革新的なアプローチの成功を大手が追随するという図式はどの業界でもみられるが、決済業界でもこの「SPIKE」の売りである導入の手軽さと決済手数料無料という点をカバーする大手が現れることもないとはいえないだろう。
ノンプロモーションでこれだけの人気を博した「SPIKE」の、今後の連携相手や新サービス導入などの展開が気になる。