【やってみた】楽天とメルカリに装備されたfacebookの保存ボタン!

ECのミカタ編集部

昨日からメルカリと楽天にfacebookの保存ボタンが装備された。記者が早速メルカリにて試してみたので、そのレポートと感想である。

実際に試してみよう!

4月13日よりfacebookの保存ボタンが、メルカリと楽天で導入された。以前よりfacebookの保存ボタンはあったが外部提供されるのは初めてだ。日本ではメルカリと楽天がローンチパートナーに選ばれた。

facebookの保存ボタンとは、気になるページやリンクをボタンを使って保存しておくと、自分のリストから気軽に見れるようになる。メリットとして保存したサイトへ簡単に飛べるようになり、シェアがしやすくなったりすることが挙げられる。

そんな便利なボタンがメルカリと楽天にも設置されたのだ。
ECサイトに導入された保存ボタンがどれほど便利なものなのか、早速メルカリにて試してみた。

訪れたのはメルカリのWEBサイト。お目当ての商品のページまでたどり着く。下の方にスクロールすると・・・。

あ、あった!facebookの保存ボタンである。
押してみた。

どうやらこのままfacebookに飛べて、確認できるらしい。
飛んでみた。

本当にfacebookの保存ボタンリストに入っている。
(筆者のハンバーグ好きには触れないで頂きたい・・・。)

また自分のfacebookから保存した内容を確認する際には[お気に入り]→[保存済み]から一覧を確認できる。保存したページがアップデートされたときは、facebookを通してユーザーに通知が送られるらしい。そしてシェアしない限り、保存したアイテムが見られるのは本人のみなのである。

facebookの保存ボタンがメルカリや楽天で実装して便利になったこととして筆者が感じたのは、欲しいと感じた商品を一気に閲覧できることだ。
気になる商品を一回一回カートに入れるのは、後で本当に購入するべき商品を選定するときに見にくく不便である。またそのもどかしさから、購入離脱が起きている可能性も高い。しかし今回メルカリと楽天にて保存した商品がfacebookで一気に見れるようになったことで、顧客は今までよりも商品が選びやすくなった。また、気軽に興味ある商品を保存できるので、商品がfacebookの保存ボタンの中にあり顧客がその一覧を見ることで購買の潜在層の形成をすることができるのではないだろうか。

今回の導入で、ネットショップの購入の仕方が大きく変わるような気配が感じられる。メルカリに商品を出品している人や楽天に出店している店舗にとっては、顧客に自分の商品を気軽にfacebookという手元に置いてもらうことによって潜在層を作ることができる。また商品ページをアップデートすることによって顧客に通知が送られるので、定期的にメルカリに出品する個人やネットショップからアプローチすることが可能になった。

今後メルカリと楽天に出品・出店している人や店舗はこの保存ボタンの活用を視野に入れた戦略作りが必要になってくるであろう。

ただ一点、今回の調査では全ての商品に対して保存ボタンがついているわけではなかったので、今後全商品に設置されたときにECでの買い方の変化が楽しみである。


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