本店&複数モールの同時売上アップを実現 モールコネクターが創出するリソースの価値
近年、EC業界では「本店重視」のショップが増えてきている。とはいえモールが売上を支え、重要な役割を果たしているのも事実だ。そこで、本店を軸にモールの有効活用を実現するツール「モールコネクター」を提供する株式会社アピリッツ執行役員SaaS部部長青木達也氏に、同社が提案するECの新しい成功法を伺った。
本店EC重視の時代 モールの有効活用が鍵
モールに出店すれば、手軽に売上を作れるのではないか、といったイメージが広がっています。しかしいざ運用してみると、各モールに担当者をつけ、それぞれに商品・在庫情報を入力するなど、想像以上の手間が必要になり、思うように売上を伸ばせないのが実情です。
また手数料を抑えなければ、利幅は少なくなってしまいます。しかし依然として、モールの集客力は捨てがたい利点です。
一方、近年ではモール依存の売上体系を改め、本店ECサイトで売上を作っていく動きが活発になっています。最も利益が出やすいという理由以上に、ロイヤルカスタマーの醸成がこれからの売上を左右する時代だからと言えるでしょう。
とはいえ、本店重視には大きなリソースがかかります。そういった背景から誕生したのが、本店ECサイトに注力しながらも、モールの売上を伸ばしていくことができるモールコネクターです。
このツールは、本店ECサイトまたは基幹システムと、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、ポンパレモールなどの各モールをつなぎ、在庫・受注・商品情報を自動連携する架け橋のようなプロダクトです。
モールに注文が入ると、モールコネクターがその情報を自動で取得して本店ECに展開。本店の管理画面上で注文処理をしてステータスを変更すれば、その情報がモール側に反映される仕組みとなっています。
双方向の情報のやりとりを自動化できるので、本店ECのみを管理すれば各モールも並行して運用できるという、本当の意味での一元管理を実現します。
モールコネクターの特徴 4つの利点で事業を推進
モールコネクターの特徴は、大きく4つあります。
1つ目は「本店ECまたは、基幹システムとの連携」。
モールコネクターは、そこを基本の設計思想として開発されているので、スムーズな連携が可能です。
2つ目は「API連携だから、データの取りこぼしゼロ」。
各モールが用意しているAPIを利用するので、受注データの取りこぼしが発生しません。また、本店EC・基幹システムからの情報も、モール側に正確に反映します。
3つ目は「大規模店舗にも対応」。
商品点数300万点以上の実績がありますので、商品の大幅な追加をお考えの場合も安心してご利用いただけます