商品点数1000点以上のEC事業者必見!検索窓から「新たな売り場」を構築

野中 真規子 [PR]

株式会社神戸デジタル・ラボ
データソリューション事業部 橋川隼人氏
データソリューション事業部 内田恵氏

ECサイト内の商品点数が多いと、ユーザーは目的の商品を探しにくくなり、そのことがCVRの減少や離脱率の増加につながってしまう。サイト内検索を最適化する「sui-sei」は、ユーザーニーズにとことんこだわり、優良顧客を「おもてなし」することで離脱を防ぎ、購入につなげるパッケージサービスだ。今回は中でも検索窓から新しい売り場を作り出す「リッチサジェスト」機能について、株式会社神戸デジタル・ラボ(以下、神戸デジタル・ラボ)のデータソリューション事業部 橋川隼人氏と内田恵氏にお話を伺った。

商品数が多いと、ユーザーが商品を探す手間がかかる

商品数が多いと、ユーザーが商品を探す手間がかかる

橋川氏 実店舗と比べて、ECのメリットはロングテールのものも含めて多くの商品が取り扱える点です。しかし、商品点数が多くなるにつれ、サイト内が煩雑になり、目的のものを探しづらくなることは必至。たとえばアパレルなら、トップス、インナー、ボトムス、、、といったたくさんのカテゴリーの中から、ユーザーは自分が欲しい商品を見つけるためにスクロールし続けるなど、多くのアクションをしなくてはならなくなるでしょう。

サイトをなんとなく訪れた人とは違い、検索窓に入力をしてくれるユーザーは、すでに欲しいものが決まっているか、欲しいもののイメージが明確な優良顧客です。ECでサイト内検索を利用したユーザーの購入率は、そうでない人の3倍に上るというデータも出ています。

検索窓がスムーズでないために、離脱されてしまうECサイトは多い

橋川氏 神戸デジタル・ラボはECサイトの開発・運用保守を広く担える会社です。アパレル、製造業など商品点数の多い事業者さんを中心に、サイト運用のお手伝いをしながら、同時にサイトをどう改善すればもっと使いやすくなるのか、どうしたらもっと売れるのか、といった商売の仕方までを一緒に考えてきた歴史があります。

その中で、ECサイトに商品数が増えると使いづらくなるという問題が生じ、ユーザーが欲しい商品をうまく見つけられず離脱してしたり、定期購入者が自社サイトからモール購入に移っていってしまったりなど、機会損失しているケースを数多く見てきました。

まず、こうした事業者さんのサイト内検索の環境を整理するお手伝いをしたのですが、一定期間たつと検索ログがたまってきて、ユーザーがサイト内でどう回遊し、どういうキーワードを入力しているかなど傾向がわかるようになってきました。そこで、これらのデータを活用し、次のステップとして、さらに検索窓の強化をしようと生み出したのが「リッチサジェスト」です。

検索窓からおすすめ商品を提案する「新しい売り場」を展開

検索窓からおすすめ商品を提案する「新しい売り場」を展開リッチサジェストのイメージ

橋川氏 「リッチサジェスト」は、弊社がECサイトの構築から携わってきたノウハウを生かし、検索窓から「新しい売り場」を提供します。

検索窓をクリックしてキーワードを入力する前の時点では、そのサイトで人気のコンテンツをランキング形式でサジェストします。これは蓄積した検索ログを分析することで実現されますが、任意のコンテンツも挿入が可能です。実店舗の書店でいえば、売れ筋の書籍棚や書店員さんおすすめの本を提示するスペースのようなイメージですね。

さらに、検索窓からキーワードを入力すると、検索窓に入力されたキーワードに紐づくブランドや、カテゴリー、アイテム名称までを区分してサジェストを表示します。なおかつそれらのサジェストに関連する商品画像を表示でき、視覚的にもユーザーに気づきを与えながら、商品をスムーズに検索してもらえます。また、一人ひとりのお客様の検索ログからおすすめの商品を分析してレコメンドすることも可能です。

内田氏 通常、検索というのは事業者さん側からすると受け身の部分。ユーザーに入力してもらい、お店のシステムにリクエストを投げて、結果が返ってくるものですが、それではユーザーのアクションがないと接客が始まりません。「リッチサジェスト」ではこの受け身の姿勢を解消するために、検索しようとしているユーザーに、こちらからランキングをサジェストして、画像も見せながら「いかがですか?」と提案する、能動的なおもてなしができます。

つまり、新しい売り場がキーワード検索に付随して出てくるので、ユーザーの購買モチベーションを高いまま維持できるでしょう。

アパレル、雑貨など直感で選ぶ「ジャケ買い」商品に最適

橋川氏 「リッチサジェスト」は、画像を駆使して感覚的にユーザーに訴求できる特性から、とくにアパレル、書籍、輸入食品、家具、インテリア雑貨などといった「ジャケ買い」されやすい商品を扱うECに適しています。

PCサイト、スマホサイトの両方で標準実装できます。なおかつ、それぞれのサイトの構造や、ユーザーの回遊状況をヒアリングしたうえでフィットするリッチサジェストのデザインをご提案しているため、高い費用対効果が得られます。

実際に「リッチサジェスト」を使ったECサイトは、CVRとサイト全体の売り上げともに、120〜130パーセント上がっています。

もちろんそもそもの商品力は必要ですし、この数字にどの程度「リッチサジェスト」が直接影響しているかはわかりませんが、「リッチサジェスト」があるからこそユーザーが離脱することなく購入につながっているという、副次的な効果には確実につながっていると思います。

内田氏 事業者さんが、今までは手つかずだった検索窓にフォーカスし、検索機能の使いやすさや検索窓からの導線を見直すことで、サイト内検索の利用回数は今以上に伸び、それにともないユーザーが何に興味を持っているかという情報が得られるようになります。事業者さんはそれを活用してフィードバックすることで、ユーザーがより買い物しやすい環境をつくり、売り上げにもつながる。双方にとってウインウインの環境が育っていくと思います。

サイト内検索を通じ、サイト全体をよりよくするパートナーとして

サイト内検索を通じ、サイト全体をよりよくするパートナーとして

橋川氏 神戸デジタル・ラボは、単にサイト内検索ツールを提供するだけではなく、それをどのように生かして魅力的な売り場を提供できるかを、事業者さんと一緒に考えられるパートナーとして、今後もあり続けたいと願っています。

今回ご紹介した「リッチサジェスト」はサイト内検索についてのサービスですが、弊社はその先にある、サイトのセキュリティや商品プロモーションの領域なども含めて、ECサイトに関わる業務はほぼすべて担うことができます。

実際、現在お取引いただいている事業者さんは、弊社をベンダーではなく、事業のパートナーとしてみてくださり、サイト全体の改善についてご相談くださることも多くあることから、担当者の知見も非常に豊富です。

まずはサイト内検索を見直すところからサポートさせていただき、その後もサイト全体をよりよくしていく、縁の下の力持ちとしてご支援ができれば幸いです。

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記者プロフィール

野中 真規子

ライター。著書(電子書籍)『片付けられない、という「思い込み」をなくして、今すぐ片付けるための本』(ハウスキーピング協会)が好評発売中。ECのミカタにおいては、ECサービスのお話から伝わる本質的なメッセージを受け取り、拡散することが歓びです。

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