ASPカート・ECパッケージを卒業したいシステム担当者必見!

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社フォービス 取締役 ソリューション部管掌 松下康雄氏 株式会社フォービス 取締役 ソリューション部管掌 松下康雄氏

これまでは、ASPカートやECパッケージを利用して通販事業を成長させてきたけれど、売上の拡大に伴い、業務の煩雑化が目立つ様になってきたり、動作が遅いなどのシステムのパフォーマンスに限界を感じている。

そんな時、『オリジナルシステムへの移行』が解決策になるかもしれない。

とはいえ、いざシステムを移行しようとしても、検討が必要な事ばかりで難易度が高く、中には、せっかくの想いで次のシステムを担当するベンダーを決めたのに、プロジェクトの進行がうまく行かず、途中でプロジェクトが終了したり、それが原因でベンダーとトラブルになってしまうケースも少なくない。そういった問題を解決してきたのが、株式会社フォービス(以下「フォービス」)が提供する「Vegas(ベガス)」。同社の取締役 ソリューション部管掌 松下康雄氏に伺った。

リピート通販の「ECシステム」と「基幹システム」を一元管理する

フォービスに寄せられる通販事業者からの問い合わせの中で、最も多い内容が『ECシステムと基幹システムが分離されているため、リアルタイムにデータが連携できない』という悩みだ。

では、実際にどういった通販事業者がフォービスに問い合わせし、その後、Vegasへのシステム移行を実現しているのだろうか

松下氏によると、「ECシステムと基幹システムの管理を別々のベンダーに依頼している通販事業者様が多く、それが原因で、システム間のスムーズなデータ連携ができないため業務の効率化に課題を感じて、Vegasに移行されるというパターンが多いですね。また、ECパッケージの場合、自由にカスタマイズ出来ないデメリットがあったり、ASPカートを利用しているが、バックオフィスの機能が無いために、注文を受付した後の処理を全てマンパワーで回しているという通販事業者様から、そろそろ自社の業務に合わせたオリジナルのシステムを導入したいという問い合わせをよくいただきます。」とのこと。

Vegasであれば、ECシステムと基幹システムを一元管理する事が可能だ。Vegasを利用しているのは、売上規模でいうと年商10億~100億円程の化粧品や健康食品を販売しているリピート通販事業者が多い。では、なぜフォービスはリピート通販に特化するのか。

その理由について松下氏は「フォービスは元々、10年以上前から総合通販事業者様の様々なシステムを開発してきました。ただ、ここ数年で状況は変わり、Amazonの台頭により総合通販事業者様の売上は急激に減少していきました。当然、システム投資も減少する一方です。そのような状況の中で、これまでフォービスが積み重ねてきた通販の業務知識を活かす事ができ、かつ今後成長市場となる可能性を感じたのが、商品性を武器にしたリピート通販だったのです」と説明する。

各社毎のカスタマイズを100%可能にする『テンプレート』と言う考え方

各社毎のカスタマイズを100%可能にする『テンプレート』と言う考え方ECシステムと基幹システムを一元管理する事により、リアルタイムにデータ連携が可能となっている

リピート通販では、定期販売の仕組みがとても重要だが、その仕組みを実現するためにシステムに求める要望は事業者毎に異なる。一般的に、ASPカートやECパッケージは共通のプラットフォームを利用する前提のため、安価にシステム利用が可能だが、共通のプラットフォーム故にシステム間の連携や、システムの拡張性が低く、事業者毎に異なるシステム要望を叶えられない。その点、Vegasは違う。

松下氏曰く「Vegasを一言で言うと『リピート通販専用のテンプレートシステム』です。フォービスは、これまでお客様のご要望に合わせてオリジナルのシステムを構築していくいわゆる受託開発のスタイルで長年やってきました。ただ、ゼロからオリジナルシステムを構築するのは時間とお金がかかってしまうので、お客様の負担を軽減できる様にVegasという『テンプレートシステム』を提供する事で、初期構築費用を抑え、システム導入期間を短縮し、更にはお客様のご要望に合わせて100%カスタマイズ可能としています。」と、その特徴を説明する。そして、お客様にVegasを提供するにあたって大切にしているのが『コミュニケーション』の部分だという。

「システムの基本的な機能というのは、通販システムを開発している会社同士を比較してもそんなに大きな差はないと思います。それよりも、お客様が何を解決したいのか、そのためにどういうシステムが必要で、それを使ってどう運用すれば良いのか、そこを一緒に作っていくというのが、フォービスが一番に大切にしている部分です」と、松下氏。

他社がシステムリプレイスを諦め、プロジェクトが中断してしまったお客様をフォービスが後から担当する事になったケースでも、お客様とのコミュニケーションを大切にしながらプロジェクトを進行し、無事に新システムをリリースした。様々な課題を抱える通販事業者を担当しながら、これまで『ローンチ率100%』を維持し、「フォービスなら絶対にシステムをリプレイスしてくれる!」と言う信用を通販業界の中で勝ち取っているという。

そんなクライアント企業との関係性を表すエピソードとして、Vegasのユーザー会がある。そこでは、Vegasを通じてつながったクライアント企業同士が、お互いに情報交換を行い、今後の双方の事業の発展に向けてディスカッションすることもあるそうだ。フォービスがただ決まったシステムを販売するだけの企業であったら、実現しなかった企画だろう。

ベンダー都合ではなく、お客様が求めるものを

ASPカートや多くのECパッケージでは、システム導入後は操作方法などを問い合わせる程度のコミュニケーションが一般的だ。一方、Vegasの場合システム導入後の方が、むしろコミュニケーションが多くなると言う。実際どういったことがあるのだろうか。

松下氏によると、「大きく2つに分かれます。1つは、販促施策で今後こんな事をやってみたい!というご相談、もう1つは、業務を効率化したいという運用に関するご相談です。その都度お客様と打ち合わせを行って、システムをカスタマイズするか、運用でカバーするかなど、納得いくまで話し合って結論を出します。フォービスでは、システム導入後に、いかにお客様のご要望に合わせて、仕組みを変化させられるかについてエネルギーを使っています。」とのこと。

この、導入後の手厚いサポート体制も、フォービスならではだ。システムを導入して終わりではなく、運用の効率化や業務改善も見据えて一緒になって検討してくれるベンダーをお探しの通販事業者にとって、フォービスはとても相性が良いだろう。

もともと、Vegasを開発したきっかけは、今から14~15年前、ECシステムと基幹システムを統合して構築するというプロジェクトに携わったことだった。今でこそ成長市場である通販市場だが、当時はまだまだ規模が小さく、またネットショッピングも主流では無かったため(カタログ通販全盛期)、基幹システムを構築できるベンダーはいても、ECのシステムを構築できるベンダーはまだまだ少なかった。しかしフォービスでは、この頃から将来的なネットショッピングの普及を見越して、今後の通販事業者にとって必要になるだろうECと基幹システムが一体型になった次期システムを作ろうと考える。

松下氏は、「なぜECシステムと基幹システムを一緒にしたのかとよく訊かれるのですが、EC事業で使うシステムを作ろうとしたときに、基幹システムと一体型にして作ろうと言うのはすごく自然な流れ話なんです。今、ECシステムと基幹システムが分かれているのは、あくまでベンダー側の事情であって、通販事業者様にとっては初めからシステムが統合されていた方がメリットが多いわけです」と、Vegasの開発の背景を説明する。

変化に柔軟に対応できるシステムをお探しの通販事業者様へ

変化に柔軟に対応できるシステムをお探しの通販事業者様へ

「システムを導入したら終わりではなく、常に業務の効率化を目指してシステムを変化させていきたい。頻繁に発生する販促施策をベンダーも巻き込んで一緒になって考えていきたい。そう言ったシステムに変化を求めるお客様にぜひVegasを使っていただきたいと思っています。」

これは、松下氏がVegasを紹介するときに気を付けている点でもあるという。
そんなVegasも、今後、更なる技術面と機能面の整備を進めていく予定だ。たとえば、アーキテクチャの改善や、分析機能の強化が計画されている。それでも、やはり一番大切にしているのは、『お客様が今何を求めているか』ということだ。

「やはりお客様のご期待に応えたいという想いが根本にあります。手離れの良いパッケージを提供するのではなくて、お客様のやりたい事業をシステム開発会社として支えていきたい。各社毎のカスタマイズを可能にする『テンプレート』という考え方を今後も大切にしていきたいと思います。」

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