初めてのOEM製造、スピーディーかつ希望通りに実現できた理由とは?

野中 真規子 [PR]

(右)株式会社ヨネキチ 営業部 上村恭介氏
(左)近畿商事 営業本部長 滝雄二氏

OEM受託製造で27年の実績を持つ株式会社ヨネキチ(以下、ヨネキチ)。青汁やサプリメントといった健康食品、石鹸などの製造を手がけ、数多くのECや小売店からの依頼に真摯なものづくりで応えている。今回は製造の事例として、居酒屋チェーンを展開する株式会社近畿商事(以下、近畿商事)の「梅じそ青汁サワー」のケースをご紹介。ヨネキチの営業部 上村恭介氏(以下、上村)と、近畿商事の営業本部長 滝雄二氏(以下、滝)にお話を伺った。

漠然としたイメージに対しても、原料や製造工程などを詳しく提案して具現化

 近畿商事は設立34年。事業のメインは「居酒屋べったこ」の運営で、東京自由が丘の1号店をはじめ、都内と横浜で8店舗を展開しています。その他、自社でキムチなどオリジナルの加工食品を製造し、居酒屋での提供や、自社の物流センターでの販売もしています。

居酒屋べったこでは、厳選したお酒や、自社ファームで育てた有機野菜、鮮度の高い魚介や肉など素材にこだわった料理を提供しており、私は常に新鮮なメニューを提供するため、新しいアイデアを考える立場です。
ちょうど昨年上村さんとお会いしたタイミングで考えていたのが、青汁サワーでした。

上村 その頃あるゴルフコンペがあり、私も参加し、ヨネキチの製品である「よもぎ青汁」を参加賞として提供させていただきました。そこで滝さんが話しかけてくださり、青汁サワーを作りたいというお話をしてくださったのです。
最初は「よもぎ青汁はサワーに適しているか」と聞かれましたが、この製品はサワーにするには苦味が強すぎました。

居酒屋べったこには一消費者としても利用したことがあるのですが、オリジナリティあるメニューが多い印象。そこで「この店でしか飲めない青汁サワーを、0から作ってみては」とご提案したのです。

 青汁サワーは多くの居酒屋で提供されていますが、中身が適当なものや、味が美味しくないものも多い。上村さんとお話して、青汁の原料の話や他者比較など専門的な話を聞くことができ、どうせやるなら本当に体によいもので、かつ飲みやすい、原料は国産にこだわる、など他にない青汁サワーを作りたいとあらためて思ったんです。

次に上村さんお会いしたときには「梅じそ青汁」の企画書をまとめて提案くださり、製造工程などの説明も1から10まで全部してもらい、私のざっくりとしたアイデアが一気に具体的になって、感激しました。

上村 滝さんのご希望に沿って、あらゆる原料を知る工場の担当者と何度も話し合い、レシピを組みました。梅としそは相性がよく、昔から健康食として親しまれていますので、美味しさ、効能の面でも説得力のある原料です。こうしたメリットを企画書にまとめてお持ちしたところ、滝さんからすぐオッケーをいただき、本格的に製造を進めることになりました。

原料と配合、味にもこだわり、納得のいくまで試作を繰り返す

 その後、ほんの1ヶ月ほどでサンプルを作っていただきましたね。味見した感想は、本当においしかったです。これで体にいいなら最高のサワーができるな、と期待が高まりました。

上村 実はそのサンプルをお出しする前にも、試作品が1つできていたのですが、何人かに飲んでもらうと「甘ったるい」という意見が多かったのです。そこでもう一度原料を見直し試作を重ねて、甘ったるさがなくなり、自然な風味がととのったところで滝さんに飲んでいただきました。

滝さんからはその場でゴーサインをいただきましたが、通常はここまで早くには決まらないことも多くあります。とくに食品は、味わいが大切なポイント。甘み、酸味、苦味の調整を重ねながら、お客様の納得がいくまで試作を繰り返すケースも多いです。

商品の用途に合わせたパッケージで、予算も低く抑えながら製品化

上村 青汁は一般的に、箱入りで、中身は分包という形状です。しかし箱代や分包代はコストがかかります。また今回は飲食店でサワーの原料として提供するという性質上、箱は必要なく、分包にするとかえって調理スタッフの方の手間になると考え、アルミジップに入れることをご提案しました。弊社としてもイレギュラーでしたが、現場で使いやすく、コストも低く抑えられ、喜んでいただけました。

 ただ価格だけを落とすなら、原料を外国産にするなどの方法もとれますが、弊社として国産原料はゆずれない部分でした。しかし予算にも限界があり、上村さんと話し合いながら削減できるところを見つけていただきました。コストについては相場なども明示していただきながら、納得のいくよう説明していただき、安心しながら話を進められました。

上村さんと最初にお話したのが昨年の冬でしたが、そこからとんとん拍子に話が進み、4月には「梅じそ青汁サワー」を店頭リリースすることができました。お客様の反応も非常によく、リピートしてくださる方も多いです。

もともと青汁には抵抗ある方もいるので、10人いたら10人飲むというメニューではありませんが、グループで1人飲んでいたら、他の人も気になって飲みたくなる。あるいは健康のために、焼酎の合間に1杯頼んでみる。飲んでみたらおいしかったし、健康にもよいから、次に来店したときにまたオーダーする。といったケースが多いですね。

弊社は健康的なメニューにこだわっているので、「梅じそ青汁サワー」はブランドイメージにもぴったりです。上村さんのおかげで確かな原料で作ることができましたので、お客様から「体にいいの?」と聞かれたときに、自信を持ってご説明できるのもうれしいですね。

上村 健康食品は薬事法の問題で、広告などでどこまで効能をうたえるかを気にされる企業さんも多いですが、弊社はもちろん薬事法にも精通しておりますので「これは言っても大丈夫です」「ここまでいうと勧告を受ける可能性があります」といった話をさせていただき、ご心配な点もクリアにしていただけると思います。

近畿商事さんのケースでは、原料をこちらから提案しましたが、あらかじめ使いたい原料がある場合は、それをベースに配合などを検討することも可能です。原料によっては、そもそも作りたい商品に合わない場合もありますが、そうしたことも正直にお話して、代替の原料をご提案しながら話を進めています。


今後も業種を問わず「こんな製品を作りたい」の声に真摯に対応したい

 弊社ではOEM製造は今回が初めての試みでした。過去に自社で加工品を作った時は、自分たちで原料を厳選して調達し、配合を調整したりしながら納得できるものを作ってきました。ものづくりを他社さんに依頼するなら、同じように情熱を持って作ってくれるところでないと、という思いがありましたが、その点ヨネキチさんは、全面的に信頼してお任せすることができました。

上村 ありがとうございます。弊社の顧客はECや小売店がメインですが、今回近畿商事さんとご縁をいただけたことから、より幅広い業種からのご依頼もお受けできる自信がつきました。

「製品作りの構想はあるが工場がない」「使いたい原料があるが、どう配合したらといかわからない」などのご要望があれば、ぜひお問い合わせください。さまざまな企業様の製品を作り上げてきた経験をもとにご提案させていただき、お客様のご希望の製品を、一緒に作らせていただければ幸いです。

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記者プロフィール

野中 真規子

ライター。著書(電子書籍)『片付けられない、という「思い込み」をなくして、今すぐ片付けるための本』(ハウスキーピング協会)が好評発売中。ECのミカタにおいては、ECサービスのお話から伝わる本質的なメッセージを受け取り、拡散することが歓びです。

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